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南相馬市博物館と憶・原町無線塔 [展示会、セミナー、博物館等]

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 先のblogの南相馬市を移動の途中で南相馬市博物館へいきました。「常設展示室内は神旗争奪戦のジオラマのみ撮影可能」とのことで撮影したのが上です。
 福島県は化石を見つけやすい地層(東北地質調査業協会「福島県の地質」に詳しい解説あり)があり、南相馬市では化石発掘体験が子どもたちの学びに活用されていましたが、福島第一原発の事故後、子ども達が野山へいくことが難しくなり、それに代わる教育が模索されていることを知りました(いわき市アンモナイトセンターでは化石発掘体験が可能です)。
 屋外にはC50型蒸気機関車が展示され、階段を上がって運転席の中まで見ることができました (^_^)
 博物館隣が相馬野馬追祭の祭場地でこちらも見にいきました。「このような場所で野馬追祭が開催されるのか」で映像からだけではわからない空間的なものが少し理解できるようになりました。

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南相馬市博物館の外観

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福島県復興シンボルキャラクターのキビタンが入口でお迎え

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浦尻貝塚貝(国指定史跡)層剥ぎ取り断面

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館内に展示のスバル360

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屋外展示のC50

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屋外に展示された原町無線塔頭部

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相馬野馬追祭の祭場地

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■ 憶・原町無線塔
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憶・原町無線塔(右側は結婚式場の建物の一部で関係ありません)

 南相馬市博物館の屋外展示に原町無線塔頭部(原町は現在の南相馬市の原町区に対応)がありますが、この無線塔は1921年7月完成の底面直径17.7m、尖塔高約200mの鉄筋コンクリート製の電波塔で、関東大震災の発生の第一報を世界に伝えたとのことです。そして1982年3月に老朽化により解体されました。国道6号線沿いの『道の駅 南相馬』の近くに1982年10月に建てられた縮尺10分の1の「憶・原町無線塔」があり、当時の姿を想像できます。なお、『道の駅 南相馬』の隣に、東日本大震災以降、南相馬市から他地域に避難されている地域の人たちへの「ふるさと」情報発信や様々な支援活動も行なっている南相馬市ふるさと回帰支援センターがあります。




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南相馬市、相馬市、双葉町へいく:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24
博物館 - 南相馬市
http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/24,html
博物館学習指導の手引き-065-098page
http://is2.sss.fukushima-u.ac.jp/fks-db//txt/10079.102.haramachi/html/00065.html
・農地改革、原町市の誕生無線塔の解体
憶・原町無線塔 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B6%E3%83%BB%E5%8E%9F%E7%94%BA%E7%84%A1%E7%B7%9A%E5%A1%94
福島県ホームページ - 組織別 - キビタンの部屋TOP
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=C91EF6FD7CB28A51A1337611D5E1476A?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=32018
福島県立博物館 Fukushima Museum
http://www.general-museum.fks.ed.jp/
浦尻貝塚 文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=140457
いわき市アンモナイトセンター
http://www.ammonite-center.jp/
福島県の地質 蟹澤聰史/相田 優 - 東北地質調査業協会
http://www.tohoku-geo.ne.jp/information/daichi/img/53/03.pdf
日本地質学会 - 見学旅行のみどころ
http://www.geosociety.jp/mito/content0030.html
C50形蒸気機関車
http://www.kurogane-rail.jp/sl/c50.html
C50型data
http://yamatetsu.dee.cc/info/Class_C50.htm
相馬野馬追執行委員会公式ページ
http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/

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とし@黒猫

辺戸の海底鍾乳洞に関する、興味深い情報をありがとうございました。
これから北風が吹き出すと、辺戸の海が荒れますので、来年のGWあたりまで、潜れなくなります。
by とし@黒猫 (2013-09-25 09:21) 

robotic-person

>とし@黒猫さん、
辺戸の海底鍾乳洞のことを教えていただき、日本の歴史という観点からとても楽しめました。ありがとうございます (^_^)

by robotic-person (2013-09-25 12:29) 

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