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子どもに成長とあわせて学べる自由を! [科学技術とジャーナリズム]

 文部科学省が高校を2年~2年半で卒業できる制度の導入について検討することがニュースとなっています。ただ、義務教育期間の飛び級は下記の現状で、伸びていける子どもに無理やり足かせを嵌めている現状にあります。

 「日本の学校制度では小・中学校の義務教育においては「年齢相当学年(年齢主義と課程主義を参照)」を上回る学年への在籍は認められていないため、早期教育や英才教育を目的として飛び級を実施することは認められていない。」(Wikipediaより)

 学ぶことに関心を持った子どもに自由に学べる環境を与えれば、吸い取り紙が水を吸収するようにどんどん伸びていきます。そしてそれはタイミングがとても重要です。この子どもの伸びる力を、馬の手綱を引くように止めてしまうのは、子どもの学ぶ自由を奪っていることに他なりません。わかっていることを、他の子どもにあわせて教室で繰返し、聞かねばならないのは退屈で苦痛以外の何者でもありません。その苦痛を耐えるには子ども自身が意欲を抑え、無関心となることを要求されます。そして結果として学ぶ意欲を摘んでしまいます。これを防ぐには飛び級を認めることしかありません。
 小学校において体格的な成長の差が大きいことは視覚的にわかりますが、心、また、知識に関する成長の差も大きいものです。なぜ、そのことを無視するのでしょうか?

 円周率を3と教える○○な小学校の教科書をつくった連中がいますが、レベルを低いところに抑えようとする『悪平等』を旨とする一派がいるように思えてなりません。義務教育期間中の飛び級についても真摯の議論が望まれます。

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高校に早期卒業制度 文科省、導入を検討 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0200R_S2A600C1CR0000/
飛び級 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E3%81%B3%E7%B4%9A

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