FinePix F300EXR : グリップ部のラバー補修 [2. 道具(カメラ)]
剥がれてきたFinePix F300EXRのグリップ部のラバー(爪楊枝ではがれたラバーを持ち上げた状態)
FinePix F300EXRのグリップ部のラバーが剥がれてきました。カメラを把持する際の繰返し荷重による経年劣化、カメラ側の合成樹脂とラバーは熱膨張係数が異なること、ラバーを接着する粘着テープが紫外線の影響や経年で吸湿などして粘着力が弱まるのが原因だと思います。
剥がれかかった状態で使い続ける訳にいきませんので、早速、補修しました。使用したのは強力タイプ両面接着テープと鋏です。以下、補修の手順を紹介します。
1) グリップ部からラバーを取り外します。(部分的に剥がれた状態では簡単に取り外せます)
グリップ部のラバーを剥がした状態
2) FinePix F300EXR側に残ったラバー取付け用の粘着テープをきれいに除去します。テッシュペーパーで丁寧にこすれば除去できます。
FinePix F300EXRの本体に残った粘着テープをきれいに除去
3) ラバーに大きめにカットした両面接着テープを貼り付けます。ラバーに2つの凸部がありますが、それも覆うように貼り付けて大丈夫です。そしてラバーの形状に合わせた接着テープの端部を鋏でカットします。
補修に使用した強力タイプ両面接着テープ
グリップ部のラバーに両面接着テープを貼り付け、ラバーの形状に合わせて端部をカット
4) FinePix F300EXRのグリップ取付け部の凹部に接着テープを貼ったラバーを取り付けます。
しっかりしたグリップ部のラバーとなり、復活したFinePix F300EXR
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FinePix F300EXR Maniac (5th Ed.)
http://www.minami-nagareyama.org/editor/FXF300maniac.html
"FinePix F300EXR Maniac"、上記のグリップ部のラバーの補修を追記して改訂5版のkバージョンとして発行しました。
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