20"のタイヤの折り畳み自転車のギアの検討

　私の足となっているクロスバイクGIOS PURE で比較的多く使用するギアはフロント46Tとリアが16Tか14Tの組合せです。タイヤは700×30Cで外径は682mmとするとクランクを１回転して進む距離は6.160mないしは7.040mとなります。ケイデンス（1分間のクランク回転数）を60とすると22.176km/hrか、25.344km/hrとなります。
　タイヤサイズ20"の折り畳み自転車の入手を検討していて、GIOS PUREと同じケーデンスで同程度の速度を得られるものを候補と考えています。そこで、再び、計算。
　20×1.75"のタイヤの外径は501mmで、フロントを52T、リアを14T（折りたたみ自転車に多い歯数）とするとクランクを１回転して進む距離は5.846m、ケイデンスを60として時速は21.046km/hrとなります。GIOS PUREでの低い側の速度に近い値で20×1.75"の方がタイヤ自体の走行抵抗は大きいことから52T×14Tが最低条件であることが理解できます。なお、フロント48T、リア11Tであればクランクを１回転して進む距離は6.868m、ケイデンスを60として時速は24.725km/hrとなり、GIOS PUREで常用する高速側に近いものとなります。リアが多段変速機であることを考えると、フロント48T、リア11Tの組み合わせがより理想に近いといえますが、このギア比の折り畳み自転車はそれなりの価格となります。ここら辺は実用品と考えて割り切るか（下記のBA-100）、趣味性を優先させるか(下記のSpeed P8)の判断にかかりそうです。なお、自転車に加わる外力は速度の二乗に比例しますので、車体の構造とギア比は当然、バランスのとれていることが必要です。

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