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浅ましい役人達 [3. 記事]

 6月6日、財務省をはじめとして数百人オーダーの役人がタクシーから金銭や酒などを受け取っていたというニュースが報じられました。判明している中で額の多い人物は百万円を越えるといわれます。コンビニで500円相当の品物を万引きをし、名前を名乗らないまま、実刑を受ける人のことが同日、報じられましたが、行政に対する信頼を根底から失わせたことを考えると、相当の処分が必要と思います。
 人数の規模から考えると個人の問題にとどまらず、組織の問題であることは間違いないところです。そのような人物となるように役所が育てるのか、それともそのようなことを平然と行える卑しい心根を持った人間が役所に入ってくるのかは、わかりません。いずれにしても行政は個人の責任として片付けるだけでなく、組織として信頼を回復する取り組みが不可欠だと思います。統治者としては前者の方法で止めたいでしょうが・・。
 「人の噂も七十五日」で、忘れっぽい国民がこの件を忘れるのを待つためにしばらくこの件に関する情報は行政側から出さないという対応をするか、それとも真摯にこの問題に取り組む姿勢を示すか、継続ウオッチが必要のようです。

【6月25日の政府発表】  タクシーで接待サービスを受けていた国家公務員が17府省庁・機関、計1402人と発表がありました。財務省が600人、農林水産省が197人、国土交通省が173人、文部科学省が103人、金融庁49人といった内訳。「性善説」に基づいた自主申告の調査結果でしょうから、実態は闇の中です。特に財務省の600人と百人に丸めた数字、「信用するだろう」として財務省が数字を出したとしたら笑ってしまいます。残念ながら個人的な処分に留まり、組織にはメスは入らないようです。霞ヶ関が自浄作用の欠如した屑の集まっている場所に見えてきてなりません。

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