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7月3日の熱海市の土石流、そして東名高速道路の沼津IC~裾野IC間の不通 [3. 記事]

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 7月3日に起きた熱海市で土石流から1週間となりました。毎日新聞(7月9日)のニュースで地質学者の塩坂邦雄氏が県庁の記者会見の中で「造成で尾根が削られたことによって雨水の流れ込む範囲(集水域)が変化、盛り土側に雨水が流入した結果、土石流を誘発した」とする分析を報告されたとのことです。「盛り土で必要な水抜きの処理の問題、大量の土砂の搬入だけでなく、尾根を削ったことも影響していたのか・・」となりました。盛り土の施工をしている業者は目の前の仕事だけで全体を見る力がないのは明らかです。「人災・・」と一層やりきれない気持ちが強くなりました。

 7月3日、東名高速道路の沼津IC~裾野IC間が大雨によるのり面崩壊で上下線が 通行止めとなり、下り線は4日午後5時に通行止めが解除されましたが、上り線は通行止めのままでした(写真は7月8日、新東名を走行中に目にした「東名の沼津~裾野間の災害通行止」の表示)。NEXCO中日本の7月9日 18時 現在の「重要なお知らせ」で「E1 東名 裾野IC~沼津IC間(上り線)の通行止めは解除しました」と報じられましたが、「災害箇所付近では、昼夜連続で走行車線規制をおこなっているため1車線の通行」とのことです。レスポンスのニュースを見ると、土留め壁が走行車線と追い越し車線の間に施工されているようで「1車線の通行」が通常走行できるまでにはしばらくかかりそうです。

 各地で記録的な大雨が発生していることが報じられています。「被害が起きませんように・・」と祈ることしかできないことに無力さを・・

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熱海土石流 造成が誘発した人為的な「河川争奪」地質学者が指摘 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210709/k00/00m/040/373000c
熱海 土石流 斜面付近“2万立方メートルの盛り土” 崩落に注意 | 大雨情報(7月) | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013130531000.html
ドライバーズサイト | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://www.c-nexco.co.jp/
東名上り・裾野IC-沼津IC、復旧工事が難航…今週末には1車線通行可能に | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2021/07/07/347434.html
東名上り・裾野IC-沼津IC、1車線通行可能に…7月9日18時頃より | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2021/07/09/347537.html

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