所沢市役所での「原爆絵画展」（2018年8月6～8日）、「所沢市平和記念資料展」（2018年8月2～15日）

　NHKのニュースで所沢市役所の市民ギャラリーにおいて「ヒロシマ市民の描いた原爆絵画展」（8月6～8日）が開催されていることを知りました（同展を伝える東京新聞の記事）。6月のblogで書いたように「ヒロシマ・ノート」と「爆心地ヒロシマに入る」を読んだこともあり、気になって台風13号が近づいていますが、諸事を済ませた後、「午後4時過ぎには所沢市役所に到着できる」で移動し、「原爆絵画展」を見ました。
　原爆絵画展所沢実行委員会が2014年に立ち上がり、広島平和記念資料館の運営主体である広島平和文化センターが保管する原爆絵画のコピーを借りて、同年から「ヒロシマ市民の描いた原爆絵画展」を小手指市民ギャラリーで開催していたのが、同ギャラリーが2018年3月31日に閉館し、今年は市民ギャラリーで開催となったことを知りました。展示の作品は上記の理由から広島平和記念資料館 編『図録　原爆の絵　ヒロシマを伝える』（2007年、岩波書店）に収録された絵が多いですが、ナガサキの原爆を伝える絵もありました。そして書籍では小さな絵でしか見られないのが、文字も読める大きなサイズで展示され、広島平和記念資料館で原爆絵画を見た時の記憶とともに、心に迫ってくるものがありました。
　会場には瀬戸物で作られた地雷や手榴弾が展示されていました。それらを見て、以前、ある本のために提出された地震探査ロボットの原稿の解説内容が不十分だったため、諸般の事情からゴーストライターとなって補足となる解説を書いた際、地雷のことを調査しましたが、その調査内容に瀬戸物の地雷は含まれていないことを思い出しました。


瀬戸物で作られた地雷や手榴弾


■　所沢市平和記念資料展
　市役所1階市民ホールで所沢市平和記念資料展（8月2～15日 8:30～17:00）が開催されていました。そこに並べられていた本（絵本を含む）も見させていただきました。







所沢市役所


所沢市役所の建物外にある作品


■　所沢航空発祥記念館
　所沢航空発祥記念館では開館25周年記念特別展「エアレース世界チャンピオン 室屋義秀～極限からのメッセージ～」（2018年7月24日～9月9日）が開催されています。7月28日から室屋氏の愛機EXTRA300Sが展示されているとのことで今回は時間が遅かったために行けませんでしたが、「見てみたいなあ」となりました。
　なお、航空公園駅前のYS-11の次の公開は10月27, 28日とのことです。





航空公園駅前のYS-11

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「ヒロシマ・ノート」と「爆心地ヒロシマに入る」：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2018-06-25
2018年ヒロシマ市民の描いた原爆絵画展 - 弁護士加藤英典のブログ
http://hidenorikato.hatenablog.jp/entry/2018/08/06/191500
原爆の悲惨さ訴える絵画展 所沢｜NHK 埼玉県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180806/1100003079.html
東京新聞:＜つなぐ　戦後７３年＞原爆投下後の惨状 知って　広島被爆者の絵画展:埼玉(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201808/CK2018080402000152.html
市役所　市民ギャラリー　所沢市ホームページ
http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/iitokoro/event/main/tenji/shiyakusyoshimingallery.html
所沢市平和祈念資料展を開催します　所沢市ホームページ
http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/iitokoro/oshirase/20170802heiwa.html
所沢航空発祥記念館 - HOME
https://tam-web.jsf.or.jp/
所沢航空発祥記念館 - 【イベント】　開館25周年記念特別展 エアレース世界チャンピオン 室屋義秀～極限からのメッセージ～
https://tam-web.jsf.or.jp/?p=4501

原爆の絵―ヒロシマを伝える

• 作者:
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 2007/03/27
• メディア: 単行本

おこりじぞう―絵本

• 作者: 沼田 曜一
• 出版社/メーカー: 金の星社
• 発売日: 1979/11
• メディア: 単行本

伸ちゃんのさんりんしゃ (絵本・こどものひろば)

• 作者: 児玉 辰春
• 出版社/メーカー: 童心社
• 発売日: 1992/06/30
• メディア: 単行本

語り伝えるヒロシマ・ナガサキ―ビジュアルブック (第3巻)

• 作者: 安斎 育郎
• 出版社/メーカー: 新日本出版社
• 発売日: 2004/11/25
• メディア: 大型本

広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)

• 作者: 那須 正幹
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1995/03/31
• メディア: 単行本

絵本はだしのゲン

• 作者: 中沢 啓治
• 出版社/メーカー: 汐文社
• 発売日: 1980/01/01
• メディア: 大型本

母と子でみる広島・長崎

• 作者:
• 出版社/メーカー: 草土文化
• 発売日: 1985/01
• メディア: 単行本

原爆被爆記録写真集

• 作者:
• 出版社/メーカー:
• 発売日: 1996
• メディア: 大型本

コメント 2

こんにちは、広島に続き今日、長崎原爆の日を迎えました。昨年行った広島の原爆資料館を思い出しています。広島、長崎両市長は核廃絶を訴えていたのに対し、安倍首相は核保有国と非核保有国の橋渡しに努めると言っていましたが今まで何をしてきたのかと言いたくなりました。
by sabineko (2018-08-09 12:38) 

＞sabineko さん、
最近、テレビの実況放送で安倍首相の発言の場面となると、チャネルを切り換えてしまう私がいることに気付かされています。
論理的におかしい人は苦手です。
by robotic-person (2018-08-09 16:22)