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雑誌の吊り広告に考えさせられる [科学技術とジャーナリズム]

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 12月22日、地下鉄に乗っていて『文藝春秋』の吊り広告の「アベノミクスで日本はよくなったのか」という見出しに目がとまりました。
 安倍晋三氏が首相に就任したのは平成24年12月26日。その時、既に消費税増税は議会で可決した状態で、多くの人は消費税増税を想定して消費行動を行ない、その正式決定によって消費行動を加速していると思われます。3%、5%の消費税増税を経験した人は増税前の駆け込み需要があり、増税後、消費が落ち込んだことをご記憶あると思います。
 「年末企画」というノリでしょうが、重要な景気を考えると増税後に評価することが妥当と考えられます。雑誌の編集者は「それまで待っていられない」という思考構造でしょうが、誤った情報発信をする可能性があります。長期的な視野が欲しいものです。

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平成24年12月26日 安倍内閣総理大臣就任記者会見 平成24年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2012/1226kaiken.html
文藝春秋ホームページ
http://www.bunshun.co.jp/

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