SSブログ

『ボストン美術館 日本美術の至宝』(東京国立博物館 )と国立西洋美術館の前庭彫刻 [展示会、セミナー、博物館等]

DSCF7484-20120610.jpg
東京国立博物館 - 展示 日本考古・特別展(平成館) 東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1416

 『ボストン美術館 日本美術の至宝』、東京会場は6月10日が最終日で「混雑状況は・・」とWeb検索して「30分」の表示を見て、「これならば・・」と午後3時に東京国立博物館に到着しました。
 チケットを買う前は「待ち時間20分」と表示されていたのが10分に書き換えられ、「よかった・・」ですが、平成館の前で少し待ち、第一会場に入ったところ、やはり混雑していました。
 展示物に沿って少しずつでも歩を進めてくれればよいのですが、立ち止まって見ている人がいて展示を見るために並んでいる人の列が動きません。しかたなく、人混みの少ない展示物を先に見て第二会場に移動し、同様に人混みの少ない展示物を見て一休みしました。そして、第二会場の展示物を「今度は残りを見よう」と見始めました。少し人が少なくなってきたようで今度はその前に見たものを含めて展示物をよく見ることができました。そして第一会場に移動し、こちらもある程度、スムーズに見られるようになりました。ただし、吉備大臣入唐絵巻、平治物語絵巻については、係の方が「少しずつ歩を進めてください」と何度、声を出しても歩を止めてしまって動かない人がいて、私も少し「イラッ」となってしまいました(中国語を話している人もいましたので、「日本語が通じていないかも・・」と後で気づきました)。結局、「じっくり見られたなあ」と思えたのは人が少なくなった午後5時から6時まででした。

 展示物を見るのに活躍したのが近接双眼鏡のPapilio 6.5x21で展示物の写真で「?」と思った部分が補修した部分であることが確認できたり、ぼかしと面相筆の組合せ、仏像の象眼、小袖などの刺繍の状況など、展示物の理解を深めることができました。また、Papilioのメリットとして気づかされたのが、展示物の近くで見ようとする場合、照明の反射光の影響を受けてよくわからない部分が、Papilioを使って離れてみることで照明の影響を受けないで見られることでした。単眼鏡を使う人のほか、私のようにPapilioを使っている人の姿も目にしました。なお、Papilioの持ち運びにデイパックのSPIDER 24を用いましたが、展示室内では背中のデイパックが人混みで邪魔にならないように胸側にしてショルダーストラップに腕を通しました。

 『ボストン美術館 日本美術の至宝』の入場券は隣の東京藝術大学大学美術館で6月24日まで開催の『近代洋画の開拓者 高橋由一』の観覧料の100円値引きに使えるとのことです。『ボストン美術館 日本美術の至宝』(名古屋会場)は6月23日から開催です。

DSCF7470-20120610.jpg
東京国立博物館

DSCF7478-20120610.jpg
10分待ちの行列

DSCF7492-20120610.jpg
東京国立博物館から見る東京スカイツリー

----------
名古屋ボストン美術館
http://www.nagoya-boston.or.jp/
Papilio 6.5X21 Maniac
http://www.minami-nagareyama.org/editor/Papilio-maniac.html

☆ ☆ ☆

■ 国立西洋美術館
DSCF7451-20120610.jpg
国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

 東京国立博物館へいく途中、国立西洋美術館に寄り道して、前庭の彫刻を撮影してきました。

【前庭彫刻】
DSCF7454-20120610.jpg
カレーの市民(ロダン)

DSCF7462-20120610.jpg
地獄の門(ロダン)

DSCF7501-20120610.jpg
地獄の門(ロダン) ・・・ 夕暮れ時

DSCF7458-20120610.jpg
考える人(ロダン)

DSCF7463-20120610.jpg
エヴァ(ロダン)

DSCF7465-20120610.jpg
アダム(ロダン)

DSCF7461-20120610.jpg
弓をひくヘラクレス(ブールデル)

----------
所蔵作品検索|国立西洋美術館 (前庭彫刻)
http://collection.nmwa.go.jp/artizeweb/search_6_areaart.do?area.location=8

【今後開催の展覧会】
DSCF7452-20120610.jpg
DSCF7453-20120610.jpg
『ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年』(6月13日~9月17日)
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2012berlin.html

【世界遺産登録へ】
DSCF7450-20120610.jpg

 国立西洋美術館はル・コルビュジエの設計(1959年)であることからユネスコの世界遺産登録への申請が出されています。

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 3

コメント 2

うえいぱうわ

私あたりだと、10分待ちの行列を見てくじけそうです(笑)

単眼鏡や双眼鏡はレンズが光を集めてくれるせいか、
裸眼で見るより明るく見えますから、こういう使い方も
有効みたいですね。

by うえいぱうわ (2012-06-11 19:17) 

robotic-person

>うえいぱうわさん、
「曽我蕭白の雲龍図を見よう!」の一念で覚悟を決めてでかけてきました。双眼鏡、確かに肉眼で見るよりも展示物が明るく見えますね。

----------
第五章 奇才 曽我蕭白|特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝
http://www.boston-nippon.jp/highlight/05.html

by robotic-person (2012-06-11 20:27) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0