最低高に強いカメラ固定台、完成 [2. 道具（カメラ）]
SBH-100 （SLIK）を利用したカメラ固定台
カメラ取付け高さ：73mm、重さ：195g
先のblog「最低高に強いカメラ固定台のプロトタイプ製作」で完成形が見えましたので、部品を追加調達して上の写真のものを完成させました。自由雲台の垂直方向の取り付けはなくなりましたのでフリーポイント金具の組み方を変え、ゴム足の高さを削って低くした結果、カメラ取付け高さはプロトタイプの80mmから73mmにまで低くすることができました。自由雲台の固定ネジの操作にも支障はありません。
雲台下部を折り畳んだ状態（自由雲台のボールヘッドを折り畳めば更に小さくなります）
携行時を想定した自由雲台の下部を折り畳んだ姿が上です。単純に考えれば「平板に穴あけして自由雲台を取り付ければ・・」なのですが、部品を探したのは「この折り畳みがしたかった！」からに他なりません。当初、ヘクサゴンレンチも携行が必要かと思いましたが、私の指の力でそこそこの固定力が得られますので、より荷物は少なくなります。一般的なコンパクト三脚では不可能なデジタル一眼レフカメラ（レンズは標準クラスに制限されますが）を載せられますので、コンパクト三脚代わりに携行できます。
製作したカメラ固定台にPENTAX K-7 +MACRO 100mmを載せた状態
SBH-100、SPRINT PRO (SLIK)に付属していたもので、この三脚の使い勝手を向上するためにSBH-120に付け替えたために、 部品箱で休眠となりました。その固定力はPENTAX K-7 +MACRO 100mmの組合せまでが限界とは思います。しかし、この自由雲台の高さが『最低高に強いカメラ固定台』の要となりました。
「ひとつの指標だけで測ってはいけない」
と人と接する時と同じことを教えられた気がします。
【製作に使った部品・材料】
自由雲台：SBH-100 （SLIK） × 1個
止ネジ長：E-522 （エツミ、直径24mm、ネジ高9mm、180円）× 1個
フリーポイント金具 大 プレート（148mm×16mm、3mm厚、115円） × 2個
6角孔付きボルト（M5、L=15mm、SUS）×1個、蝶ナット（M5、SUS）×1個
平座金（M5、SUS）×2個、 バネ座金（M5、SUS）×1個
ゴム底脚（φ20×h12）× 3個
ゴム板 35×16mm （0.5mm厚の手持ちのものから切り出し）
強力両面接着テープ（ゴム部品の接着用） 若干
備考： フリーポイント金具の長孔にカメラ用止ネジを通すため、金ヤスリの加工が必要です。
部品調達費：手持ちのものもあるため、正確ではありませんが、3,000円前後です。
Tripod Maniac － B級（？）三脚選び －
http://www.minami-nagareyama.org/editor/tripod-maniac.html
本カメラ固定台に関する解説を追加して、改訂6版のbバージョンを発行しました。
【追記】
ガラクタ箱からカメラ固定台を入れられる袋（スポンジを組み合わせた布）が見つかりました。当面はこれでいけます。
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最低高に強いカメラ固定台のプロトタイプ製作：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-01-05
【追記 2012.08.16】
ゴム脚の固定方法を変更しました。
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最低高に強いカメラ固定台の改修：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-08-16
おお、これは便利そうですね。
きれいに折りたためる所もナイスです。
私はいつもそのへんにある物を適当に
台にしたり、昔懐かしいお手玉を使った
りしてました（笑）
by うえいぱうわ (2012-01-07 11:19)
＞うえいぱうわさん
「お手玉」という言葉に、ビーズ玉を入れたカメラ用（？）座布団を使った方法を何かの本で読んだことを思い出しました。
更にカメラの高さを低くできますね！
by robotic-person (2012-01-07 11:55)