GPSのカメラへの影響を考えさせられる CN-SG500L、EX-H20G：ロボット人間の散歩道：SSブログ

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GPSのカメラへの影響を考えさせられる CN-SG500L、EX-H20G　[2. 道具（カメラ）] [編集]

ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」を発売プレスリリースニュースパナソニック企業情報 Panasonic（2010年9月7日）
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100907-1/jn100907-1.html
CN-SG500D/CN-SG500L
旅ナビポータブルSDトラベルナビゲーション Panasonic
http://panasonic.jp/car/tabinavi/products/SG500/
MAPPLEガイドデータ｜昭文社
http://www.mapple.co.jp/corporate/product/09.html
観光・旅行情報 - MAPPLE観光ガイド
http://www.mapple.net/

　昨年9月発表の「旅ナビ」と証するPanasonicのポータブルSDナビゲーションSG500L、同社のSP500などが3Dハイブリッドセンサーを内蔵してGPSを受信できない時にも対応できるのに対して、歩行モードで電子コンパスは利用できますがGPSの受信が途切れた時の対応はできないようで、ポータブルカーナビとしての機能は少し劣ります。その代わり、昭文社の「MAPPLEガイド」データ全国約8万件を収録し、旅行のお供として独自の地位を築いています。そして「何これカメラ」の機能で観光地の施設にカメラを向けてシャッターを切るとガイドブックの詳細情報が表示され、「街並みスコープ」の機能でカメラを使って液晶に表示している画面に施設などの名称を表示します。これらの機能を実現するための内蔵カメラですが、200万画素と今日のレベルからいうと画素数が少ないながらGPS位置情報付の写真も撮れます。

ハイブリッドGPS搭載の旅カメラ - 2010年 - ニュースリリース - CASIO（2010年10月19日）
http://www.casio.co.jp/release/2010/1019_ex-h20g/
・11月26日発売
EX-H20G - デジタルカメラ - CASIO
http://casio.jp/dc/products/ex_h20g/

　一方、昨年、11月下旬に発売されたCASIOのEX-H20G 、GPS機能とモーションセンサーの組合せでGPSを受信できない場所での測位を可能とする「ハイブリッドGPS」が内蔵され、「カメラに景勝地画像と景勝地名のデータを内蔵」、「世界地図データを内蔵し、主要154都市は最大約2700分の1縮尺まで詳細に表示」という観光旅行での使用を想定したカメラとなっています。（当然、撮影画像にはGPSの位置情報が付加されます。）
　「ハイブリッドGPS」は魅力に感じますが、景勝地画像とか撮影ポイントを示されることには、今のところ、「そこへ行って自分で撮影ポイントを探して」という楽しみを奪われるような感じがして、少々、抵抗を感じています。

　記録という面から撮影画像に位置情報は是非欲しいと考えています（たぶん、私の次期カメラも・・）。この２機種を見ていると、「カメラとは何か？」、「GPSはカメラにどのような影響を与えていくか？」を考えさせられます。

【追記】
　GPS内蔵のHYBRID W-ZERO3とPocket Mapple Digitalを組み合わせて簡易GPSナビになっていて、インターネット接続すれば例えば上記の「MAPPLE観光ガイド」にアクセスできます。撮影データに位置情報が入らないこと、SG500Lのような「何これカメラ」、「街並みスコープ」のような機能はありませんが、他のスマートフォンでは・・。「スマートフォンとどのように棲み分けするのか」についても考えさせられます。

2011-01-22 00:28 nice!(2) コメント(2) トラックバック(0)
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