HYBRID W-ZERO3の内蔵カメラのテスト（連写）

　HYBRID W-ZERO3の内蔵カメラには連写(5枚）の機能があります。撮影サイズは640x480画素のみで、設定画面の「連写(5枚）」をONとすると、「撮影サイズがVGA (640X480)以外の場合は、連写モードにすることはできません。」とメッセージ表示され、「OK」の選択で連写が設定され、撮影サイズも変更されます。*
　連写速度、「カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ」というシャッター音だけは0.5秒間隔位で鳴りますが、これに騙されてはいけません。シャッター音が終わってもまだ、連写は続いています。1枚/秒のつもりでシャッター音が鳴り終わっても、数秒間はそのまま、HYBRID W-ZERO3を持ち続ける必要があります。（下記の撮影例の5枚目はこれに気付かなかったための失敗です。）
　AFが合焦するまでシャッターが切れませんので、AFの速度が速いといえないHYBRID W-ZERO3では連写のタイミングを逃すことになります。そこで置きピンのテクニックは不可欠で、置きピンする位置で「MAIL(MULTI)」キーを一押ししてフォーカスロックを作動させ、被写体がそこに入ったらシャッターボタンを押します。なお、シャッターが切れるのに少しタイムラグがありますので、何回か撮影して自分のねらいと撮影結果と対比してタイムラグの感覚をつかむ必要があるようです。

*：　そのままの設定状態でカメラ機能を終了させて、再立ち上げした時、連写(5枚）はOFFとなりますが、撮影サイズはVGA (640X480)のままですので、連写を使った後は撮影サイズを変更することを忘れないようにする必要があります。

【撮影例】　・・・　VGA (640X480)をQVGA(320X240)にリサイズ









・　「もう、撮影を終わっただろう」とHYBRID W-ZERO3を動かしてしまったための失敗の１枚