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『裁判員制度』のスタートまであと1ヶ月 [3. 記事]

 裁判員制度が5月21日にスタートします。
 裁判員制度の対象となる代表的な事件として殺人、強盗致死傷、傷害致死、危険運転致死、現住建造物等放火、身の代金目的誘拐、保護責任者遺棄致死があげられています。
 始まってしまうものは仕方ありませんが、『裁判期間の短縮』といううたい文句は「裁判員制度と裁判期間短縮を結びつけるべきでなく、本来、別に取り扱うべき物ではないか?」という疑問はいまだ晴れません。このことを考えるたびに、裁判期間短縮が目的となって十分な審議を経ないで評決を出そうとするヘンリー・フォンダ主演の「十二人の怒れる男」の1シーンを思い出してしまいます。また、「このような事件の証拠の物品(直視に耐えないもの)を一般の人が見ることは衝撃が大きく、冷静な判断が難しいのでは?」という疑問は残ったままです。人によってはその裁判で見たものが一生、心の負担として残っていくのは間違いありません。
 「俺たちはこんな大変なことをやっているんだ。少しはそれを理解しろ。」と司法が国民を巻き込んだ制度のように思えてなりません。

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裁判員制度(最高裁判所)
http://www.saibanin.courts.go.jp/



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