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明倫館書店で2冊、悠久堂書店で10冊・・ [本と映像・音楽の話]

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 国立情報学研究所の2019年度 市民講座 「情報学最前線」の最終回となる「第4回 トポロジーで光を操る -光はボールとドーナツを見分けるか-」(講師:東京大学先端科学技術研究センター 岩本 敏 教授)が1月21日、学術総合センターで開催で聴講しました。そして受講時間の前、いつものように神保町古書店街で本を物色しました。

■ 明倫館書店
 明倫館書店は医学関係の書籍も取り扱っていて店頭の平置き台に山田 幸宏 (著)『看護のための病態ハンドブック(改訂版)』(2007年、医学芸術新社)、リンダ J. カルペニート=モイエ (著)『看護診断ハンドブック(第9版)』(2011年、医学書院)が400円、300円で売られていて「ボランティア活動のために読んでおくと役立ちそう」で購入しました。
 『看護のための病態ハンドブック(改訂版)』、その「はじめに」で「本書は、看護師になるための勉強をしている学生や、看護師として働きはじめた若手のナース、さらには疾病の根拠を十分に勉強したいと思っているベテランナースに利用してもらうことを意図している」として、器官別に形態機能を解説し、疾病の病態、症状、治療、ナーシング・ポイントがわかりやすく書かれています。そしてニュースなどで様々な疾患の名称が流れますが、その名称からなんとなくわかったような気になってしまい、実際は何もわかっていない私がいることに気付かされ、「素晴らしい本」と思いました。ただ、この本を発行した医学芸術新社が2014年10月20日に破産開始決定されていたことを知り、寂しい気持ちになりました。
 『看護診断ハンドブック(第9版)』はより専門的な内容のようで各病状などに対して定義、診断指標、関連因子、目標、一般的看護介入の項目で解説されています。医学書院は健全な経営をされているようで『看護診断ハンドブック(第11版)』を2018年に発行されています。

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