ツールボックスを「ハードケース500」（IRIS）に更新 [2. 道具（その他）]
長い間、使用してきた上の写真の右側のツールボックスの上・下段のロック機構の部品の軸近くが破断しているのに気付きました。「運んでいる最中にロック機構が完全に破断したら、手に持ったハンドルを支点に工具箱が開いてその中身を全て落下させて周囲にばら撒き、床面を傷つけ、足に怪我を・・」と気付き、ゾッとしました。
そこで代わりのツールボックスをいくつかのホームセンターで物色し、親族の家の近くのDCMカーマで、ほぼ同サイズの上の写真の左側のハードケース500（IRIS；幅47×奥行24×高さ23cm）を見つけました。レッドは同シリーズの生産完了モデルのようで特価1,580円（税別）だったため、即、購入を決めました。そして住処に帰ってツールボックスの中味を移しました。
【これまで使用のツールボックス】
本製品はスチール製の二段式ツールボックスのデザインをベースにプラスチック化されたと思われ、スチール製のものに比較して開口部を大きくとれる長所があります。ただ、ツールボックス全体の荷重は上・下段間の丁番と側面のロック機構を介して上段上面のハンドルに伝えられ、ロック機構には構造的に大きな分担荷重とプレテンションがかかります。確認すると左右のロック機構とも部品の軸近くの片方が破断していました。工具箱にこのようなロック機構を採用する場合、破断した部分の断面積をもっと広くとるように設計の必要があることに気付きました（昔、機械の構造設計をしていた時に染み付いた思考パターン）。
ロック機構（側面に2箇所あり）
ロック機構の部品の右側が破断した状態（手で破断面を広げた状態）
【ハードケース500（IRIS）】
ハードケース500は2つのインナートレーが付いた構造（下段トレーは仕切りが付属）でこれまで使用していたツールボックスより、若干、整理して入れることができました。
購入後にWeb検索し、IRIS 60th 記念キャンペーンとしてツールケース ダークグレー／レッド 全3サイズが10月29日まで特価販売され、私が購入したものと同サイズは1,000円（税抜）となっているを知りました。「もう一つ購入しようかな・・」になっています。
ロックした状態
ロックを解放した状態
・ 以前のツールボックスのロック機構ではプラスチックの軸部に曲げモーメントがかかっていて、これも強度面で厳しい状態になっていましたが、ハードケース500では軸部は鋼製となり、プラスチックの部品にかかる荷重は引張荷重のみといえ、力学的な構造が単純になっています。
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ハードケース500 グレー H236517│アイリスプラザ│アイリスオーヤマ公式通販サイト
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H236517
ツールケース ダークグレー／レッド 全3サイズ H226599F│アイリスプラザ│アイリスオーヤマ公式通販サイト
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H226599F
アイリスオーヤマ 工具箱 ツールケース500 ダークグレー/レッド
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- メディア: Tools & Hardware
アイリスオーヤマ 工具箱 ハードケース 500 グレー【幅約47×奥行約24×高さ約23cm】
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- メディア: Tools & Hardware
お早うございます。私もツールボックスをいくつか使用しています。その中のIRISのPOWER TOOR CASE 400Dというものはケースの蓋が左右に開くタイプです。左右のロック機構を確認したところ万が一ここが破損しても蓋の取っ手の近くのふちが引っ掛かり、中身をぶちまけないようになっていました（実際に破損した場合に確実にぶちまけないかは不明）。そこまで考えて設計されたかはわかりませんが、このタイプのボックスは蓋の上面に開き止めをもう一つ欲しくなります。
by sabineko (2018-10-14 08:27)
＞sabineko さん、
今回のことで「工具箱を単に収納面だけでなく、強度面、壊れた時の安全性も考えて選ぶ必要があるのだな・・」に気づかされました。
by robotic-person (2018-10-14 08:56)