防衛技術シンポジウム2013：ロボット人間の散歩道：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

防衛技術シンポジウム2013　[展示会、セミナー、博物館等] [編集]

高運動飛行制御システム・スケールモデル

　『防衛技術シンポジウム2013』が10月29日、30日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で開催で29日の午後3時からの特別講演「新プログラム ImPACT構想と防衛省への期待」（内閣府　総合科学技術会議　議員、久間和生氏）、そしてその後の「Ｒ２　海上装備セッション１」を聴講してきました（久間氏の講演は多くの聴講者があり、空席を見つけるのが大変でした。）
　久間氏（三菱電機で人工網膜LSI事業を率い、後に副社長）の講演は日本の製造業と経済環境の変化、イノベーションの創出に必要なことなどについて述べた後、総合科学技術会議　議員の立場から「週刊経団連タイムス」の記事と同様の「政府の『科学技術イノベーション総合戦略（６月７日閣議決定）』において掲げられた司令塔機能強化に向け、（１）科学技術関係予算の戦略的策定（２）戦略的イノベーション創造プログラム（ＳＩＰ）（３）革新的研究開発推進プログラム（ＩｍＰＡＣＴ）――の三つの柱について紹介したものといえるものでした。海上装備セッション１の方は船舶設計にも関心があることから、今日の設計と具体的にどのような技術が適用されているか、興味深く聴講することができました。
　聴講の後は展示コーナーとポスターセッションと見てまわりました。展示コーナーには様々な開発成果が展示されていて昨年同様、とても興味深く見ることができました。なお、昨年は技術研究本部創立60周年記念ということで力を入れられたためか、屋外にテントが張られ、先進技術推進センターの陸上無人機技術を適用した車輌などが展示されていましたが、今年は屋外展示はないとのことです。
　以前は防衛省の技術開発を見ることに対して少し抵抗感があったのですが、今は純粋に技術としてみている自分がいることに気づかされました。なお、展示コーナーのロボット関連技術についてはロボ工ネットblogをご覧ください。