スマートテレビと、私の期待するテレビのニュース配信のあり方

Internet Televisions Google TV Sony Sony Style USA
http://www.sonystyle.com/webapp/wcs/stores/servlet/CategoryDisplay?catalogId=10551&storeId=10151&langId=-1&categoryId=8198552921644751998&XID=O:sit:googlehp_corp_display#/Feature_DualView

　震災の影響もあるのかもしれませんが、日本で盛り上がらない（下記の「ASCII.jp：スマートTVは日本では生まれない」で池田信夫氏が解説するようにマスメディアが盛り下げている？）のがスマートテレビだと思います。
　このスマートテレビ、サービスの形態でもありますが、どちらかというとGoogle TVのように「製品」を強く意識させます。

　テレビでニュースを見るたびに、現在のように放送局が「これをトップに持ってこよう」と選んだ番組が順に流れる方式でなく * 、インデックス（いつアップしたかの表示を含）を表示して視聴者がその中から見たいニュースを選んで視聴する方式が実現できれば時間の有効活用が図れます。（ * ：NHKの場合、同じ内容が朝、昼、晩、流れたり、前日、流したものが流れる場合が多く、見せられる側は時間の無駄に思えます・・）
　また、ニュースをテレビで見る場合、ニュースに関するリンク先（その局のWebサイトで公開するそのニュース関係の情報、その局がデータベースとして持っているそのニュースに関わる過去の報道資料、そして他の報道機関、ニュース内容に関係する研究者など、ニュースを深読みするのに参考となるもの全て）を表示すれば、テレビが知識を得るための強力な道具になります。（「放送電波を用いた均一の放送を」という機能とインターネットを組み合わせる姿も・・。また、そのような形態になれば、テレビ局が報道機関として大きな飛躍の契機となるのは間違いないと思います。）

　ビジネスモデルとしてテレビを考えるのではなく、「どう使えるようになったら知識を提供する箱（板？）になるか」という視点でテレビを考えることが必要に思います。マスメディア各社にとって従来のビジネスモデルを堅持するのに躍起になるよりもずっと生産的ですので・・・。

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麻倉怜士のデジタル閻魔帳：“スマートテレビ”とは何か――「2011 International CES」総括（1） (1-3) - ITmedia +D LifeStyle
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1101/18/news039.html
asahi.com（朝日新聞社）：【ネット】スマートテレビで先行する韓国家電メーカーの戦略 - メディアリポート - デジタル
http://www.asahi.com/digital/mediareport/TKY201103090391.html
ASCII.jp：スマートTVは日本では生まれない｜池田信夫の「サイバーリバタリアン」
http://ascii.jp/elem/000/000/582/582599/
スマートTVを殺すテレビ局 アゴラ - ライブドアブログ
http://agora-web.jp/archives/1185660.html
「デジタルテレビ」から「スマートテレビ」へ － ソニーがGoogleと組む理由とは - Phile-web
http://www.phileweb.com/review/column/201003/19/89.html
地デジ化後には「スマートテレビ」革命が加速する！《特集・テレビ新世紀》(1) 産業・業界 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/f89c0c5dcb873a933407a422aeb83a8b/
Google TV 発表、秋にソニーとLogitechから発売
http://japanese.engadget.com/2010/05/20/google-tv-logitech/
ソニー、「Google TV」搭載のネットテレビを発表　600ドルから - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1010/13/news020.html

スマートテレビで何が変わるか

• 作者: 山崎 秀夫
• 出版社/メーカー: 翔泳社
• 発売日: 2011/04/09
• メディア: 単行本（ソフトカバー）