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「APEC終え、麻生首相会見」(NHK BS1)の記者発言の不見識 [3. 記事]

 11月24日午前8時30分からNHK BS1で「APEC終え、麻生首相会見」の中継が流れ、つい見てしまいました。記者会見の最初の質問が、日本の記者からのもので、内容はAPECに関する質問ではなく、自民党と民主党の政治駆引きに関するもの。首相からの返事は、確認していない民主党側の発言に対してコメントするのはマスコミ的には面白いかもしれないが、としてノーコメントとなるもので、時間の無駄となる質問でした。(首相お得意の失言を記者側は待っていたのかもしれませんが・・。)
 わざわざペルーまでいった記者の最初の質問として日本の国内問題を聞く記者の見識のなさにがっかりさせられました。テレビ中継される記者質問に対する回答はひとつの報道機関の独占とはならないことから、「さすが、○○○社」というくらいにAPECの内容を分析してそれに鋭く切り込む質問をして、マス・メディアのPRの場に利用するくらいの気持ちでやって欲しいものです。(これは本来の記者の役割に近いものと思います。ある一社の利益にはそぐわないかもしれませんが・・。)
 これに類した質問がテレビ中継で流されますが、記者にも場の概念を身につけて欲しいものです。また、時々、「マスメディアには騒動師的な人物がいるなあ」という気持ちにさせられますが、本人たちもそれを役割と思っているのでしょうか・・。
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