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情報の流通産業 [科学技術とジャーナリズム]

 新聞、ラジオ、テレビとニュースソースから大衆への情報の流通はバリエーションを増やしてきました。これを絵にしてみると下図のようなものができます。日本では例えばフジサンケイブループといわれるような系列があるために、単純に紙や電波という伝達媒体間の競争を論じることはできません。しかし、この図を見ていると色々なことを考えさせられます。そのひとつとして科学技術ジャーナリストの活動の場があります。
 今日、インターネットの普及により、科学技術関係の情報は、発信者がそのWEBサイトで詳しい情報を公開するようになりました。新聞やテレビでURLアドレスが紹介されるようにもなりました。アクセスするための時間や手間を考えると情報源を見る人は限定されることから、「新聞やテレビは見出しとURLアドレスの紹介だけで十分」とは、思いませんが、このような読者や視聴者の存在を意識して紙面や番組をつくる必要があるのは確かなようです。また、情報源となるものはPRのようなものは別として(そのようなものは【PR】と明示することが望ましいですが)、科学技術に関する情報公開は科学技術ジャーナリストの責務を理解して、自らの研究などを客観的な視点で取扱い、公開する必要があるといえます。


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