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英文タイプ修得の勧め [2. 道具(PC)]

 算盤は暗算の技術を身につけさせくれましたが技術的な上達は見込めないと悟り、習字は「下手だなあ」といわれた悪筆をある程度改善してくれましたが手本と同じように書く能力がないことを悟り、親のすすめに従った小学生時代の教室通いは長続きしませんでした。
 英文タイプは機械物が好きで小学生の時から気になっていたのですが、ある時、アルバイトして入手し、独習書で毎日30分、飽きもせず1ヶ月ほど練習しました。この結果、コンスタントに35 words程打てるようになりました。そして会社勤めをはじめて、まず、プログラム作成の面で役立ちました。その後、手書き原稿の清書から、時間がない時は頭で考えた文をそのまま入力して報告書などの作成、また、会議時には議論の内容をポイントを拾って要約して議事録作成と、オフィス機器の環境整備により活用範囲が広がっていきました*。
 今日、音声認識ソフトウェアのIBM ViaVoice (http://www.scansoft.co.jp/viavoice/)がありますし、PocketPCでも手書き入力に対応しています。しかし、環境音の影響や入力速度を考えるとキーボードが勝っています。聞いた内容をすぐ文字情報にして通信回線で送ることができる、これは時間を争う今日、重要な職能になっています。
 英文タイプを打つ技能は様々な面で役に立つことから、PCを利用してタッチタイピングの修得を勧めます。なお、ノートPCではキーの幅に極端に狭いものが含まれない、タッチタイピングのしやすいキーボードを備えたものを勧めます。

*:当然、入力はローマ字変換
 

Olivetti Lettera 32


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コメント 2

私も、中学に入学した時に、英文タイプを買ってもらいました。
本を見ながらの独習で、
fff jjj fjf jfj … ってところからはじめて、1週間くらいでだいたいブラインドタッチができるようになりました。もちろんその成果は今、とっても助かっています。
ITが発達していく中で、気持ちの上でのハードルも低いような気がします。
クローゼットの隅っこで、当時のタイプライターは眠っていますが、なぜか捨てられないんですよね。。。
by (2005-12-25 14:47) 

robotic-person

tontoneitiさん,コメントありがとうございます。PCはソフトウェアが高機能になる度に更新を迫られるため,「仕事上のお付き合い」というクールな関係を保ち,潔く更新できるようにしていますが,タイプライターはなかなかそうはいかないですね!
by robotic-person (2006-01-01 21:56) 

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