SSブログ

「ささえあう図書館 「社会装置」としての新たなモデルと役割 」 [本と映像・音楽の話]

P1250666-20201108s.jpg

 昨年11月のblogでパシフィコ横浜で開催の第21回図書館総合展へ行ったことを書きましたが、今年の第22回図書館総合展は新型コロナウイルスへの対応として11月1~30日、オンライン開催されています。そして日本電子出版協会図書館総合展フォーラム「緊急提言 今こそ国は学校電子図書館の準備を!」が11月4日に開催されていたことを知りました。そのWebサイトで提供される講演資料、Youtubeによる講演映像を視聴しながら考えさせられています。
 3年前のblogで小学3年生の時、屋根裏部屋にあった兄の使っていた小学生用国語辞典を取り出してきて5日ほどで通読したことを書きました。それから小学校の図書館にある本を借りるのが習慣化し、6年生になると図書館に読んでいない本はなくなってしまい、屋根裏部屋に積まれた『家の光』、兄の『中学〇年コース』(学習研究社)、文庫本など、気になったものは何でもページを開いて読めるものは読んでいました。電子図書館を積極的に活用することで、子供たちの知識欲に天井を設けない環境となることを強く願っています。
 青柳英治(編著)・岡本真(監修)「ささえあう図書館 「社会装置」としての新たなモデルと役割」(2016年、勉誠出版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見つけました。上記のように関心分野のため、即、入手を決めました(税込770円が大幅割引で税込210円)。
 「本書は、公立図書館(一部、市立図書館)の活動と、特定の利用者を対象にしたサービスを取り上げ、当事者自身がそれぞれの活動状況を紹介することを通して、変化の状況を明らかにすることを試みている。その際、図書館と市民・利用者との関係を、ともに「ささえあう」と捉えることで、図書館の果たす役割、両者のあり方や今後の関係を考える手掛かりとした。そのため、本書のタイトルを「ささえあう図書館」とした。」と『まえがき』に書かれる通りの内容です。第七章の日本点字図書館はその全体的な活動の理解の面でも勉強になりました。そして第八章の患者図書館で語られる内容はとても考えさせられました。
 「段ボールに入っている本を全て並べられるだけの書架を用意して住処に図書室ができたら・・」等とできもしない夢を見ています (^_^;

----------
The Landmark Christmas 2019(2019年11月14日~12月25日、横浜ランドマークタワー):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2019-11-15
国語辞典の思い出:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2017-10-25-1
図書館総合展 | 図書館とともに進める まち・教育・情報の未来
https://www.libraryfair.jp/
JEPA|日本電子出版協会 2020年11月4日 図書館総合展フォーラム「緊急提言 今こそ国は学校電子図書館の準備を!」
https://www.jepa.or.jp/sem/20201104/
ささえあう図書館 [978-4-585-20039-0] - 1,980円 : Zen Cart [日本語版] : The Art of E-commerce
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100557&language=ja
日本図書館協会
https://www.jla.or.jp/default.aspx
世界の図書館関連団体
http://www.jla.or.jp/link/tabid/171/Default.aspx
電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2018年7月1日) 電流協
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html
カレントアウェアネス・ポータル | 国立国会図書館
https://current.ndl.go.jp/
JEPA|日本電子出版協会
https://www.jepa.or.jp/
世界では当たり前の「電子図書館」なぜ日本では見かけないのか?|デジタルブック作成システムmeclib(メクリブ)
https://www.digitalbook-meclib.jp/blog/detail/electronic-library/


ささえあう図書館 「社会装置」としての新たなモデルと役割 (ライブラリーぶっくす)

ささえあう図書館 「社会装置」としての新たなモデルと役割 (ライブラリーぶっくす)

  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2016/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



公共図書館の冒険

公共図書館の冒険

  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2018/04/17
  • メディア: 単行本



公共図書館運営の新たな動向 (わかる! 図書館情報学シリーズ 5)

公共図書館運営の新たな動向 (わかる! 図書館情報学シリーズ 5)

  • 出版社/メーカー: 勉誠出版
  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)

未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)

  • 作者: 菅谷 明子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2003/09/20
  • メディア: 新書



つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)

つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)

  • 作者: 猪谷 千香
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/01/07
  • メディア: 新書



多様性と出会う学校図書館 ―一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ―

多様性と出会う学校図書館 ―一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ―

  • 出版社/メーカー: 読書工房
  • 発売日: 2015/07/31
  • メディア: 単行本



未来の図書館、はじめます

未来の図書館、はじめます

  • 作者: 真, 岡本
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: 単行本



生きるための図書館: 一人ひとりのために (岩波新書)

生きるための図書館: 一人ひとりのために (岩波新書)

  • 作者: 〓, 竹内
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2019/06/21
  • メディア: 新書



図書館・まち育て・デモクラシー 瀬戸内市民図書館で考えたこと

図書館・まち育て・デモクラシー 瀬戸内市民図書館で考えたこと

  • 作者: 嶋田 学
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 単行本



nice!(17)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 17

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント