「焼き場に立つ少年」（ジョー・オダネル）：ロボット人間の散歩道：SSブログ

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「焼き場に立つ少年」（ジョー・オダネル）　[3. 記事] [編集]

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Joe O’Donnell: ”A Japanese boy standing at attention after having brought his dead younger brother to a cremation pyre”, 1945

　6月1日のNHK Eテレのこころの時代～宗教・人生～「いのちの海に網を降ろす」を見ました。昨年６月、ローマ・カトリック教会の枢機卿に就任されたカトリック大阪教区・大司教の前田万葉氏の歩んできた道や取り組みなどを紹介するもので、前田氏の母が長崎で被爆されたことも語られていました。そしてお話の中でジョー・オダネル氏が撮影した、亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ兄の姿を写した上の「焼き場に立つ少年」の写真に、教皇フランシスコが言葉を添えたカードが配布されたことが紹介されました。
　この写真を見て涙を堪えることができませんでした。
　以前は戦争に関わる写真やテレビ番組を見たり、文書を読むことは精神的に辛いものがあり、極力避けていました。1980年代末、知人の案内で広島平和記念資料館へいったことで少しだけそれと向き合う勇気がでてきたようです。上記のように「写真を見て涙が・・」となることもありますが・・

【追記】
　写真が「裏焼き」された可能性が高いことが長崎市被爆継承課の松尾隆氏によって指摘されたことが6月27日のNHKのニュースで報じられました。

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NHK 番組表 | こころの時代～宗教・人生～「いのちの海に網を降ろす」 | 去年６月、ローマ・カトリック教会で教皇に次ぐ地位の枢機卿に就任したカトリック大阪教区・大司教の前田万葉さん。歩んできた信仰の道のりと今後にかける思いをうかがう。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-06-01&ch=31&eid=12066&f=424
教皇配布の「焼き場に立つ少年」カード、日本語版完成 | カトリック中央協議会
https://www.cbcj.catholic.jp/2018/08/16/17156/
焼き場に立つ少年、法王が発信した長崎　ＳＮＳで世界へ：朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL7S7G76L7SPTIL056.html
A Japanese boy standing at attention after having brought his dead younger brother to a cremation pyre, 1945
https://rarehistoricalphotos.com/japanese-boy-standing-attention-brought-dead-younger-brother-cremation-pyre-1945/
Joe O’Donnell, 85, Dies; Long a Leading Photographer - The New York Times
https://www.nytimes.com/2007/08/14/washington/14odonnell.html
「戦争・平和インタビュー」（NHKラジオ深夜便）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-08-11-2
「ヒロシマ・ノート」と「爆心地ヒロシマに入る」：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2018-06-25
所沢市役所での「原爆絵画展」（2018年8月6～8日）、「所沢市平和記念資料展」（2018年8月2～15日）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2018-08-09
「焼き場に立つ少年」の写真は“裏焼き”か原爆投下の長崎 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190627/k10011970261000.html