公開シンポジウム「国際光年記念シンポジウム」(2015年4月21日、東京大学安田講堂) [展示会、セミナー、博物館等]
先のblogで公開シンポジウム「国際光年記念シンポジウム」が4月21日、東京大学安田講堂で開催されることを書きました。そして事前登録して聴講してきました。なお、定員700名とされていましたが、会場は満員で1,100名の参加とのことです。
霜田光一先生の「光の科学」の講演、LEDを用いた光電効果の実験などもあり、とても楽しめました。司会者から講演後に94歳ということが紹介され、大拍手となりました。
国立天文台の家正則先生の「光と宇宙」、すばる天文台の歴史、技術、そして観測の成果がわかりやすく解説され、その成果から30m望遠鏡TMT計画の期待が大きくなりました。 「TMT 第四期寄付金募集中!」の案内もいただきました。個人の場合一口 1,000 円からとのことです。宇宙にご関心ある方、ご協力をお願いします。
照明デザイナーの石井幹子氏の「光とデザイン」、日本の様々なライトアップの歴史が石井氏と共にあることを認識させられました。
天野浩先生の特別講演「世界を照らす青色LED」、ノーベルウィークを天野先生がどのように過されたかを紹介の後、ノーベル賞受賞となる研究成果を得るまでの経緯、そして取り組まれている研究として深紫外LEDなどが紹介されました。
改修された安田講堂の内部を見ることもでき、とても楽しい時間を過しました (^_^)
■ プレイベント
工学部2号館フォーラムで「若手研究者125名によるポスター発表」が行なわれていました。量子情報、光物理、光材料、プラズモニクス、ナノフォトニクス、シリコンフォトニクス、光デバイス、高強度・短パルス、テラヘルツ、メトロロジ、医療・バイオ、光通信、光情報、宇宙の分野に分類されていましたが、私、この分野は門外漢で原理、デバイス、計測、通信、宇宙といった程度にしか、わかりませんでした (^_^;
林正人:量子情報理論とその難しさ(Fundamentals Review Vol.3, No.1)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/essfr/3/1/3_1_1_44/_pdf
■ 安田講堂
日経BP社のケンプラッツの「東大安田講堂、姿変えず「落ちない天井」に大改修」の記事は読んでいましたが、改修後の建物の内部を見るのは初めてでした。
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公開シンポジウム「国際光年記念シンポジウム」(2015年4月21日、東京大学安田講堂):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-04-13-1
公開講演会・シンポジウム(社会との対話)|日本学術会議
http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html
IYL2015-JAPAN
http://iyl2015-japan.org/
東大安田講堂、姿変えず「落ちない天井」に大改修|日経BP社 ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20140805/672889/
安田講堂(大講堂) - 本郷キャンパス - キャンパスガイドマップ - 東大ガイド - UT-Life
http://www.ut-life.net/guide/map/hongo/yasuda_kodo.php
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