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航空科学博物館とFinePix HS30EXRによる飛行機撮影 [2. 道具(カメラ)]

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 以前のblogで佐貫亦男著『ジャンボ・ジェットはどう飛ぶか―ボーイング747のメカニズムを楽しむ 』(1980年、ブルーバックス)を紹介しました。この本、ジャンボ機を設計的な面からわかりやすく解説していてとても楽しめる本です。そしてうえいぱうわさんのblog「航空博物館にジャンボジェットを観てきた: そこへいたる道」で成田国際空港の隣の航空科学博物館(所在地は千葉県山武郡芝山町)にBOEING 747の操縦席を含む前の部分が展示されていることを知り、気になっていました。
 5月3日、国立歴史民俗博物館で勉強(?)した後、「佐倉市にまで来たんだから航空科学博物館まで・・」で愛車を走らせました。しかし、「747セクション41機内ツアーガイド」(入館料(500円)とは別に有料ツアーとして500円)は16:35分が最終回で間に合わず・・・(ツアーの時間を確認しなかった私の○○・・。なお、うえいぱうわさんのblogによれは平日は16:05が最終回のようです)。しかし、ランディングギアは自由に見学でき、間近で見ながら「機体へのランディングギアの取り付け構造は・・」、「緩衝装置は・・」、「ステアリング機構は・・」、「収納構造は・・」と勉強になりました。(本文末のリンク先に「747セクション41機内ツアーガイド」について書かれたblogなどを紹介します。)

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BOEING 747のランディングギア

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■ 三里塚さくらの丘で飛行機撮影
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三里塚さくらの丘
FEEL成田 三里塚さくらの丘(成田市観光協会)
http://www.nrtk.jp/mypage/00212.html

 成田市観光協会のWebサイトで飛行機が近くから見られる場所として三里塚さくらの丘さくらの山東雲の丘の三ヶ所が紹介されています。なぜか、デイパックにメモカメラのFinePix F300EXRに加えてFinePix HS30EXRが入っていて、航空科学博物館に近い三里塚さくらの丘へ行き、A滑走路の最も近い部分で水平距離500m程から、飛び立つ飛行機を撮影してみました。(太陽高度が低いため、飛行機の姿が若干、赤味を帯びています。)
 撮影プログラムはスポーツモードに設定し、単写(HS30EXRの連写は最初の一枚でモニター表示が固定され、以降の状態がわからず、また、複数画像の記録のために撮影できなく時間が生じるため、飛行機の撮影の用途には不向き)を用いました。飛行機に様々な大きさがあり、35mm判換算300mmまでの望遠ズーム(フレーム一杯に写そう」などと欲張ったことを考えなければ200mmでもOK・・)があれば多くの場合対応できますが、機体が大きくない場合、HS30EXRのように35mm判換算最大720mmあると結構、重宝することも確認できました。
 昔、ペリクルミラーの使用でファインダーの画像消失のないEOS 1n RS にあこがれを抱いたことがありますが、今日ではSONYのトランスルーセントミラー・テクノロジーを搭載のデジタル一眼カメラαシリーズが飛び物撮影に最適に思えて・・・。

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焦点距離 31.5 mm(35mm判換算180mm相当)、ss:1/500sec、F5.0, ISO 100 (露出補正 -1/3)

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焦点距離 126.0 mm(35mm判換算720mm相当)、ss:1/320sec、F5.6, ISO 100 (露出補正 -1/3)
・ 後姿を撮影するのにこの望遠は重宝します

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焦点距離 52.5 mm(35mm判換算300mm相当)、ss:1/450sec、F5.6, ISO 100 (露出補正 -1/3)

DSCF5677-20130503.jpg
焦点距離 126.0 mm(35mm判換算720mm相当)、ss:1/600sec、F5.6, ISO 100 (露出補正 -2/3)

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上の画像をPhotoshopの自動レベル補正を適用

FEEL成田 三里塚さくらの丘
http://www.nrtk.jp/mypage/00212.html



FEEL成田 さくらの山
http://www.nrtk.jp/mypage/00153.html



FEEL成田 十余三 東雲(しののめ)の丘
http://www.nrtk.jp/mypage/00252.html



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佐貫亦男著『ジャンボ・ジェットはどう飛ぶか - ボーイング747のメカニズムを楽しむ -』:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-03-19
千葉発 - 親子で体感ホンモノの操縦席でボーイング747のパイロット!|フレッツ光メンバーズクラブ
https://flets-members.jp/pub/pages/local/spot/spot_chba_kouku.html
2012年07月24日:航空科学博物館(747 Section 41) - 飛行機さつえい奮闘記
http://blog.goo.ne.jp/kouhei14915/e/23afa755fd9de7f14afe6dbe3b6ec0a7
成田国際空港公式WEBサイト
http://www.narita-airport.jp/jp/
成田空港の4000メートル滑走路、初の全面運用 :日本経済新聞(2012/12/13 )
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG13010_T11C12A2CC0000/
成田、4千メートル滑走路を全面運用 開港以来初めて - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121213/trd12121310060006-n1.htm
ソニーに訊く「トランスルーセント・ミラー・テクノロジー」の秘密 - デジカメWatch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20101025_398999.html


ジャンボ・ジェットはどう飛ぶか―ボーイング747のメカニズムを楽しむ (ブルーバックス (B‐429))

ジャンボ・ジェットはどう飛ぶか―ボーイング747のメカニズムを楽しむ (ブルーバックス (B‐429))

  • 作者: 佐貫 亦男
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1980/06
  • メディア: 新書



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コメント 4

うえいぱうわ

あの道沿いは飛行機の撮影に来る人が多くて、
休日になると、でっかいレンズを付けた一眼を
かまえた方が集まってきます。
でもさすがにHS30EXR、けっこう大きめに
撮影できますね。うちのG10だと点にー(笑)
by うえいぱうわ (2013-05-05 10:15) 

robotic-person

>うえいぱうわさん、
おかげでBOEING 747のランディングギアをじっくり見ることができました (^_^)
ありがとうございます !!

by robotic-person (2013-05-05 13:30) 

えがみ

現時点では原理的にはソニーαが連写と動体追従に一番優れているのですが、位相差AFのノウハウとバッファ容量、レンズのラインナップで、2社に負けていると思います。

by えがみ (2013-05-06 21:15) 

robotic-person

>えがみさん、
原理だけでなく、総合性能が重要なのですね。

by robotic-person (2013-05-06 21:33) 

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