SC-7.5（DENON）、復活へ・・

SC-7.5 （DENON） ウーハー：16cmコーン形、ツィーター：G-Bホーン形 再生周波数：45Hz～45kHz クロスオーバー周波数：4kHz 平均出力音圧レベル：90dB(1m・1W) 入力インピーダンス：6Ω 最大許容入力：100W 寸法：W200×H335×D221(mm) 重量：5kg

　16cmのウーハーと「120°の広指向性を実現」とするG-Bホーンツィーターの組合せによる防磁形の２ウェイのバスレフ型のスピーカーSC-7.5、1990年代なかば、AVシステムに少し熱があった時に、確か、店頭処分か何かで２セットを安く入手したように記憶します。（比較視聴した昔の私によれば、）「音離れがよいが、決して硬い音ではない。ホーン形ツィーター特有のくせは意識させない。長時間聴いても疲れないと感じ た。」だそうです。背面はプラスティック成形品でバスレフポート周辺にエアロダクトが構成され、「積極的に壁面に近づけて使用することを想定して設計されたのかな」と考えています。気に入ったスピーカーだったのですが、入手を決めたひとつの理由でもあった黒色スエード調仕上が経年劣化でベトついた状態になってしまいました。


左：黒色スエード調仕上が経年劣化でベトついた状態、右：マジックリンで劣化した層を除去した状態

　兄弟機のSC-5.5（DENON）も同様の状況となりましたが、スクレーパと消しゴムで根気よく劣化した塗装面を除去してテレビ用にして復活させましたが、SC-7.5は1台だけでSC-5.5の1セット分くらいの面積があり、「塗装を除去しよう！」という気力が起きず、休眠状態となって長くなります。
　先のblogでLS-VH7を実験したAVアンプ、その後、フロントの片チャネルの音が雑音混じりとなった後、音がでなくなってしまいました （最近、オーディオ機器の故障が多いような・・）。「まだ、使えるから・・」と処分できないでいる機器がありますので、作業部屋のCDレシーバーR-K711 （KENWOOD）を寝室に移動し、このSC-7.5を接続して再び音出ししました。スピーカーは先のblogの「LS-VH7 で水の流れる音が雑音のように聴こえた」というのは別として、比較対象がなく、単体で聴く分には音の特徴がなかなかわからないものです。とりあえず、普段、一番よく聴いているスピーカーSC-E717（DENON）との比較になりますが、いやな刺激のない、渋めの音で、寝室用として外装以外はノープロブレムです。
　そこでSC-7.5に関する情報のWeb検索で、おやじーにさんのblogにマジックリンを用いて劣化した仕上げ層を除去したことが書かれているのを見付けました。早速、マジックリンを浸したペーパータオルを劣化した外装に載せてしばらく置いてから、外装をペーパータオルで拭いたところ、劣化した塗装がペーパータオルに黒く移っているのが目に入りました。以前、消しゴムで除去しようとしてすぐ諦めた時のことを考えると、作業性は雲泥の差です。
　SC-7.5の復活の日、近し・・。


【追記（2011.9.23）】
　寝室用の１セットは復活しました。あと、１セット・・。

【追記（2011.9.24）】
　さらに残りの１セットが復活しました。ホッ・・。

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スピーカー LS-VH7 を改めて聴いて・・：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2011-09-13-1
AVアンプ AVR-550SD の不調は埃が原因：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2011-01-20
R-K711到着：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2009-10-24
SC-7.5（DENON）
http://www002.upp.so-net.ne.jp/maktich/AV/SC-7_5.htm
オーディオの足跡 ： DENON スピーカーシステムSC-7.5の仕様 デノン-デンオン
http://audio-heritage.jp/DENON/speaker/sc-7_5.html
・　50,000円 （2台1組、1992年頃）
DENON SC-7.5でボブ・ジェームスを聴く - おやじーにの「スピーカ馬鹿」 - Yahoo!ジオシティーズ
http://music.geocities.yahoo.co.jp/gl/t_sasaki_oyajini/comment/20080715/1216120090
・　マジックリンで劣化した黒色スエード調仕上を綺麗にしたことが書かれていました。