SSブログ

児童相談所の数から知るその構造的問題 [3. 記事]

 自動車を運転している時、放送大学のラジオ番組を流しています。
 11月5日、耳に入ってきたのが児童相談所に関する講義で、その総数を聴いて「平均すると1県に4つ程度の児童相談所しかないのか」とはじめて知りました。帰って下記の厚生労働省のサイトを調べると総数195カ所、千葉県は6ケ所とのことです。問題に巻き込まれている子供が身近に利用できない施設であることだけは確かです。
 親の子供に対する虐待問題が起きた時、マスメディアは児童相談所の対応を問題視するようなニュースを流すことが多いと思いますが、この数を知ってしまうと、個々の児童相談所の問題や法律上の不備に加え、圧倒的な数が少ないという構造的な問題についても指摘すべきではないかということに気付かされました。

-------------------------------------
「少子化時代の児童福祉('07)」(木曜日 午後8時45分~9時30分)
平成21年度第2学期ラジオ番組表(放送授業期間)
http://www.u-air.ac.jp/hp/bangumi/nenkan/bangumi_2/h21/jyugyo_ra.html

厚生労働省:平成19年度全国児童相談所一覧
http://www.mhlw.go.jp/support/jidousoudan/index.html

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0