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大臣の答弁は選挙モードに [3. 記事]

 ニュースで与謝野財務・経済財政相の答弁として「景気が底をうったのではないか」といった内容のものが流されました。
 1973年の第 4次中東戦争勃発に端を発するオイル・ショックから日本の景気が回復するのに10年を要したこと、また、1990年のバブル経済の崩壊からやはり10年を要していることを考えると、軽々に「景気の底」といった言葉を出せるものではありません。*
 「衆議院選挙をにらんで、与党に利する発言をしているなあ」というのが見え見えです。政治家の資質には『平気で虚言を吐ける』ということがあるようです。
 社民党の福島議員がエコポイントの見切り発車を議会政治の根幹を揺るがすことと指摘していましたが、正しくそのとおりですが、「カエルの面に○○○○○」の風情の閣僚を見ると、面の皮が厚いことも政治家の資質として必要なようです。
 議会政治の見本と考えていたイギリスが、議員歳費の不正請求問題で大きく揺れているというニュースを読むと、「どの国でも政治家という輩は・・」という気分になってしまいます。

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*: ニュースで現在の景気に対して「100年に1度」という枕言葉がよくでてきますが、原稿を書いている人間の物を考えていない軽さに笑ってしまいます。日本が焦土と化していた1945年の敗戦以上のものがあるのでしょうか・・・。
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