「2020空宙博企画展「ドローンが拓く未来」」(8月1日~9月27日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館) [展示会、セミナー、博物館等]
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で「2020空宙博企画展「ドローンが拓く未来」」(8月1日~9月27日)が開催されていることを先のblogで書きました。有志団体CARTIVATORと株式会社SkyDriveで共同開発された『空飛ぶクルマ』が8月25日に豊田テストフィールドで公開有人飛行試験を実施して成功し、その株式会社SkyDriveの代表取締役 福澤知浩氏による「日本発空飛ぶクルマの開発」の講演が9月6日に開催されましたが・・ (T_T)
愛知県での所用があり、それを済ませた後、企画展の展示内容が気になり、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ行きました。企画展は予想通りパネル展示を中心にしたもので、展示室の脇で「きみのドローンはどこではたらく?」が行われていてこどもたちの思いが書かれたたくさんのシートが掲示されていました。
「きみのドローンはどこではたらく?」の掲示状況
■ フェアリングとノッチボルト
ロケットの人工衛星などを格納したフェアリングは、所定の軌道にロケットが達するとフェアリングを固定するボルトを一斉に破断することでロケットから分離して、人工衛星などを放出できるようにします。
シアタールームで「宇宙開発を支える東海の技術者」の中でノッチボルトを製造するメイラ(株)について紹介されていました。この映像作品を見た後、改めてフェアリングの展示エリアへ行き、展示されたフェアリングの分離機構をじっくりみてしまいました。
フェアリングを分離するノッチボルトとその分離方法がわかります
【シアタールーム】
上映作品
上映時間
■ 新規展示「天鉄刀Ⅱ・Ⅲ」
鉄隕石刀剣が新規展示とのことでその2振も見ました。
鉄隕石
「天鉄刀」2振
■ 屋外展示機P-2J
屋外展示機P-2Jは9月7日~11月19日、塗装補修とのことで作業用足場の準備がされていました。
■ ふれあいバス
----------
「ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡」、「大空に賭けた男たち ホンダジェット誕生物語」:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2020-09-05
【空宙博】岐阜かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト
http://www.sorahaku.net/index.html
フェアリングはボルトを炸裂させて開いていたのですね
ずっと仕組みが分からず機械的に作動させているのかと思っていました。
by 青い森のヨッチン (2020-09-25 10:08)
>青い森のヨッチン さん、
昔、機械設計も仕事にしていたものですから、ノッチボルトに加工された溝の深さ、形状が起爆剤によってボルトの軸方向に加わる引張り応力で正確に破断するように設計されていることに「成程なあ」と感心してしまいました (^_^)
by robotic-person (2020-09-25 10:25)