東芝自動化機器の歩み「社会を支える東芝自動化機器、半世紀の歩み」展(10月21日~11月30日、東芝未来科学館) [展示会、セミナー、博物館等]
「社会を支える東芝自動化機器、半世紀の歩み」展が10月21日~11月30日、東芝未来科学館で開催中であることを先のblogで書きました。どんな自動化機器が展示されているか気になって、11月1日、東芝未来科学館へでかけてきました。以前の東芝科学館と比較すると現代的になり、また、川崎駅の近くになったことで子供たちがたくさん遊びにきているという感じでこれも嬉しくなりました。
【「社会を支える東芝自動化機器、半世紀の歩み」展(10月21日~11月30日)】
郵便物自動処理装置の実物が展示されていました。15分ほどの映像で郵便物自動処理装置、駅の自動化に関する装置、高速道路の料金収受システムの自動化に関する装置、流通するお札の検査に関する装置、ICカードに関する装置などが開発者の声を交えて紹介されていました。
「社会を支える東芝自動化機器、半世紀の歩み」展
郵便物自動処理装置(1967年)
【東芝が推進する教育ICT導入 みらいの教室展(2014年9月9日~2015年1月17日)】
「社会を支える東芝自動化機器、半世紀の歩み」展の隣で「東芝が推進する教育ICT導入 みらいの教室展」が開催されていました。「新しいデジタルノートやデジタル教科書などを紹介しながら未来の教室を皆さんに体験してもらいます。」という展示で、例えばハングル文字が並んだ街角の映像にタブレット端末のカメラを向けると、ハングル文字が日本語に変換して画像に埋め込まれたものとなるのを目にし、「旅行が便利になるなあ」です。
【常設展示:ヒストリーゾーン】
東芝未来科学館の博物館的な展示で「創業者の部屋」、「1号機ものがたり」で構成されます。からくり儀右衛門作品ギャラリー、万年時計、そして日本の電機メーカーの歴史を伝える様々な機器を見ることが楽しめました。
東芝の歴史
からくり儀右衛門作品ギャラリー
万年時計(1851年、複製)
日本初の自動式電気釜 (1955年、右端)
日本初のマイクロプログラミング方式コンピューター (1961年)
世界初の日本語ワードプロセッサー JW-10 (1978年)
世界初のノート型PC DynaBook J-3100 SS 001 (1989年)
【サイエンスゾーン】
超伝導の説明の他、静電気を体験学習するブースもありました。また、入口近くのトピックスのコーナーでヒッグス粒子の発見に東芝の技術が貢献したことが紹介されていました。
超伝導リニアの原理紹介
【その他】
超高速1,010m/min のエレベーターの模型
米国向け乗用車用ハイブリッドDRIVE SYSTEM
自動改札機搬送機構
・ 小さな二人が自動改札機搬送機構に貼りついていました。将来のエンジニア達?
ナノライダー
スマートステップ
■ アザリア宇宙カプセル
JR川崎駅東口の川崎アゼリアの入口の上部に大型オルゴールの『アザリア宇宙カプセル』があり、これも自動制御を用いた機器といえます。現在、10時から21時まで毎時の演奏されているとのことで、JR川崎駅について待つことなく、音楽が流れる状況を目にすることができました。
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Charles Dickinson West の像(東京大学 本郷キャンパス)、理工学社のこと:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2014-10-22
東芝未来科学館:トップ
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/index_j.htm
東芝未来科学館:企画展
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/exhibition/special_exhibition/002/index_j.htm
川崎アゼリア
http://www.azalea.co.jp/
かわさき区の宝物シート:アゼリア・宇宙カプセル
http://www.city.kawasaki.jp/kawasaki/cmsfiles/contents/0000035/35849/pdf/1-22.pdf
川崎アゼリア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%AA%E3%82%A2
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