「立花隆 緊急集会 －”すばる”が止まる－ 」に参加して・・

登壇者の先生方

　大学共同利用機関法人　自然科学研究機構主催の「立花隆 緊急集会 －”すばる”が止まる－」を聞きに11月27日、小柴ホールへでかけてきました。
　行政刷新会議「事業仕分け」第3WG評価コメントの内容は、すばる望遠鏡をはじめとして日本だけでなく世界の研究者によって利用されている研究施設の運用に支障がでかねないことから、集会を呼び掛けられたものです。
　立花隆氏の名前を冠していることから、氏が何かを提言されることを考えていたのですが、すばる望遠鏡が世界の望遠鏡に比していかに優れているかを語られた程度で「これだ」というものは受け止めることはできませんでした。（記者への対応で立花氏をはじめ、登壇者の先生方の入場は集会が始まってからかなりの時間が経てからでこれも盛り上がりを欠く原因となったようです。）

　今日の科学は大規模で高性能の研究施設なしでは取り組めないことは科学に携わる人にとって常識ですが、仕分け作業を行う人には常識となっていないことが今回の仕分けの結果になったようにも考えられます。

　「集会に集まった人にどうして欲しかったのか・・」、もうひとつはっきりしない集会でした。

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大学共同利用機関法人：文部科学省
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