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月の写真を撮る [天体観察(デジスコ 他)]

 スポッティングスコープとコンパクトデジカメを組み合わせてコリメート法で撮影する「デジスコ」の名前を知ったのは2001年。デジスコドットコム(http://digisco.com/)で野鳥の撮影を中心に情報発信されています。私もカワセミの撮影に一時、はまりましたが、今はもっぱら月の撮影で、次のような写真を撮影しています。デジカメまで含めて10万円+α程度の簡単な撮影システムですが、月のクレータの中央丘の存在もしっかりととらえられます。また、スコープで直視して楽しみ、後で撮影した写真でスコープを見た時には気づかなかった細部を見て楽しむと、二重の楽しみができます。
 月齢が変わると太陽光の関係で見えなかったクレータが陰影をもって浮かび上がって見え、毎度ならが感心させられます。月面に明るい線がクレータを中心に広がっているのを見ると噴出物がかなり遠くに飛んでいることがわかります。また、クレータが重なっている部分を見ると、「どちらが先に月面に衝突したからこのような地形ができたのか」と推理の楽しみが湧いてきます。
 写真の新しい楽しみ方の発見です。また、このような写真を見ていると月旅行してもっと近くで鮮明な月面を見たくなります。それは生きているうちに実現するでしょうか・・。


TS-613(KOWA)とアイピースTSE-21WDとFinePix F11の組合せ
(35mmフィルム換算2160mm相当) 600万画素をリサイズ
左側はコペルニクスクレータをはさんで「雨の海」、「雲の海」。右側は「晴の海」、「静の海」、「豊の海」、「危の海」


コペルニクスクレータ周辺の月面(トリミングのみ)


南極側(トリミングのみ) チコ、クラビウスなどのクレータの存在がわかる


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yatugatake

ワンダフルです^^
こういう写真を撮りたいものです。
by yatugatake (2006-10-03 12:30) 

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