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伊勢湾台風60年事業「特別展 治水・震災・伊勢湾台風」(2019年9月21日~11月4日、名古屋市博物館) [展示会、セミナー、博物館等]

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名古屋港内にあった貯木場から流出した大量の原木により被害拡大したことを示す写真

 愛知県での所用を終え、「時間があるから博物館は・・」とWeb検索したところ、名古屋市博物館伊勢湾台風60年事業「特別展 治水・震災・伊勢湾台風」が開催されていることを知りました。会期は9月21日~11月4日で、先のblogの台風に対する意識の変化、そして「今日、行かないと見られない!」で名古屋市博物館へ行きました*
 特別展の会場は地域の江戸時代からの治水の歴史を中心にまとめた第一展示室と伊勢湾台風を中心にまとめた第ニ展示室で構成されていました。第一展示室を見ながら日本のいたるところで昔、水害との闘いが行われていたことを実感させられました。第ニ展示室の最初の展示は【名古屋市公式】伊勢湾台風の記録(昭和35年制作、32分)の映像でした**。YouTubeで視聴できることが書かれていたため、住処に帰って見ることにし、他の展示(伊勢湾台風に伴う水害で厳しい状況におかれた方たちの姿を写した写真や水害に関する実際の資料など)を見ました。災害の記録は一般の方が撮影されたものが多く展示され、当時、カメラの普及する時代にあったことを理解しました。私の従弟の祖父が伊勢湾台風で倒壊した家で亡くなられたことを思い出しました。今日の災害のことを含めて色々と考えさせられる特別展でした。なお、特別展の展示室内は撮影禁止のため、図録(2,000円)を購入しました(住処に帰ってからWeb検索し、内閣府の防災情報のページから「報告書(1959 伊勢湾台風)」をDLできることも知りました)。
 特別展で名古屋大学減災連携研究センター減災館第28回特別企画展「伊勢湾台風から60年~あのときの被害・避難・復興の実態に迫る~」(2019年9月25日~2020年1月17日)が開催されているのを知りました。「入館は15:30まで」で常設展の展示は急いで見て減災館へ向かうことにしました(減災館の見学状況は次のblogで)。

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