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FinePix F300EXR用の一脚探し [2. 道具(カメラ)]

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上:ULTRA STICK M50(Velbon)とQHD-33(Velbon)の組合せ(合計350g)
下: E-2014(エツミ)とE-101(エツミ)の組合せ(合計600g)

 「フィールドでのマクロ撮影で一脚を積極活用したいなあ」と思いながらそれを妨げていたのが、私の一脚の重さでした。携行時の縮長から選んだE-2014(エツミ ; 長さ:36~140cm、重さ:470g(実測))と自由雲台 E-101(エツミ ; 130g)の組合せの600gはFinePix F300EXRの約215g(メモリ、バッテリ込)に対していかにも重いです。
 アダプター取り付け用リングを付加したFinePix F300EXR用の自由雲台を探すためにVelbonのカタログを見ていたのが「運の尽き」(?)で一脚も物色しはじめてしまいました。

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ULTRA STICK M50単体ならばA4判に納まる寸法

 候補にあがってきたのが、ULTRA STICK M40(Velbon ; 縮長420mm、全高:1435mm、質量:220g、推奨積載荷重:2kg以下、4段)とULTRA STICK M50(Velbon ; 縮長325mm、全高:1308mm、質量:210g、推奨積載荷重:1.5kg以下、5段)です。いずれにしても私のアダプター取り付けリングのついたFinePix F300EXRとカメラ取り付け面の干渉の少ない自由雲台QHD-33(Velbon)の組合せで340gか350gですので、重さが約半減されます。しばし考えて最低地上高、携帯性を優先してM50に決め、QHD-33と一緒に注文してしまいました。
 届いたM50に自由雲台QHD-33をつけて、まず、その脚ロック方式の特徴となる「ウルトラロック」の操作方法を取扱説書を久し振りにちゃんと読んで理解しました。推奨積載荷重は一脚を垂直にしてその上に単純に鉛直方向に鉛直荷重がかかることを想定した値で、使用するパイプ径、5段の伸縮構造から曲げ荷重には弱い構造といえます。「カメラを取り付けて脚側を持って・・」という使い方の場合、もっとも細いパイプとその次に細いパイプは縮とした状態とし、3段使いでは200g程度のコンパクトカメラ、さらに縮めて2段使いでは400g程度(Contax TVSを付けてみての実感)のコンパクトカメラまでと考えた方が良さそうです。
 自由雲台を固定するような使い方をする場合は普及クラスの軽量なデジタル一眼レフカメラと標準ズームレンズの組合せである1kg+若干の重量までに止めるのがよいと思います。また、一般的なコンパクトデジタルカメラの場合、QHD-33のカメラ取り付け台の長手方向を左右方向で使うのがよいですが、ネオ一眼のようにレンズ側が重い組合せでは本雲台のカメラ取り付け台の長手方向をカメラの前後方向に合わせるのがよいと思います。なお、自由雲台と一脚を組み合わせた場合の基本的な使い方である自由雲台をフリーの状態として上下方向のカメラの動きを抑制するものに限定すれば、手持ちのPENTAX K-7とSIGMA 18-250の組合せ(約1,440g)でも使える感触を得られました。(この場合、一脚にかかる力は一脚の自重分を除いて圧縮力だけになりますので・・)

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3段では200g程度のデジタルカメラ

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2段では400g程度のカメラ

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ベルボン株式会社 ULTRA STICK M40
http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/ultrastickm40.html
ベルボン株式会社 ULTRA STICK M50
http://www.velbon.com/jp/catalog/monopod/ultrastickm50.html

Velbon 一脚 ULTRA STICK M40 (雲台別)

Velbon 一脚 ULTRA STICK M40 (雲台別)

  • 出版社/メーカー: ベルボン
  • メディア: エレクトロニクス



Velbon 一脚 ULTRA STICK M50 (雲台別)

Velbon 一脚 ULTRA STICK M50 (雲台別)

  • 出版社/メーカー: ベルボン
  • メディア: 付属品



Velbon 自由雲台 QHD-33

Velbon 自由雲台 QHD-33

  • 出版社/メーカー: ベルボン
  • メディア: エレクトロニクス



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