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『越境する日本人―工芸家が夢みたアジア 1910s-1945』(東京国立近代美術館-工芸館) [旧い建築物]

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『越境する日本人―工芸家が夢みたアジア 1910s-1945』
東京国立近代美術館-工芸館
http://www.momat.go.jp/CG/cg.html

 科学技術館へ立ち寄ったついでに北の丸公園を少し散歩していたら、工芸館で『越境する日本人―工芸家が夢みたアジア 1910s-1945』が4月24日から開催の看板が目にとまりました。午後4時30分までの入館ですが、その5分前に入って5時まで陶器などの工芸品を見てきました。工芸の分野は疎いのですが、名前だけ聞いたことのある北大路魯山の作品などを目にすることができ、「なるほどなあ」でした。
 思いついて入ったため、「失敗した」と思ったのが近距離双眼鏡Papilio 6.5X21(Pentax)を携行していなかったこと・・。工芸品はその緻密な細工を見ることも楽しみなのですが、展示物はガラスケースに納まって目を近づけることができず、カタログの写真もその細部がわかるようには配慮されていず、少々、欲求不満となりました。(Papilioの携行を忘れないように反省・・)
 なお、工芸館は戦前、近衛師団司令部庁舎として使われた建物で洋風レンガ造り建築の一典型として重要文化財に指定されているのですが、その建物で日本が韓国、中国に進出していた時代の工芸品が展示されていること、大東亜共栄圏の図も展示されていたこともあり、純粋に工芸品を楽しむことができない自分がいることに気づかされました。

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池の畔より工芸館を見る

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工芸館の全景

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工芸館の正面玄関

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玄関内から皇居方面を見る

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展示室に向かう階段

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2階のホール



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Papilio 6.5X21 Maniac (改訂版) は技術的な解説を加え、全面改定:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2010-07-07-1

PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡

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うえいぱうわ

博物館とかには単眼鏡を持っていくこともあります。
肉眼で見るより明るく見えますし、おっしゃるとおり
細部を拡大してみたいところもありますし。
こういう双眼鏡のほうが用途は広いから、使い勝手は
良さそうですね。
by うえいぱうわ (2012-04-25 20:50) 

robotic-person

>うえいぱうわさん、
今回のように思いつきで見る場合に備えて、カバンの中に携行に負担とならない単眼鏡を入れようかな・・、と、また、ろくでもないことを考えています。
by robotic-person (2012-04-26 01:41) 

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