東京みなと祭（2019年5月18, 19日）

　前回、晴海ふ頭へ行ったのはblogより2016年7月18日の「海の日」のイベントの「海と日本PROJECT」が開催されていた時でした。5月18日のNHK総合の昼のニュースで「東京みなと祭」（5月18, 19日）の開催と18日は測量船「明洋」、浚渫船「海竜」（写真上）、練習船「海鷹丸」が一般公開されているのを知りました（護衛船「てるづき」は19日も公開）。原稿を書かなければいけないのですが、その良いアイディアが浮かばないこともあり、「気分転換に」と理由をつけて（^_^;）、JR田町駅へ行き、駅の近くから発車して会場とをつなぐ「田町駅シャトルバス」に乗って会場へ行きました。
　到着は午後3時過ぎとなり、午後4時に船の一般見学が終了のため、測量船「明洋」の船内は見ることができませんでしたが、他の船は船内の見学ができ、よい時間を過ごすことができました。
　午後6時から住処の近くで打ち合わせがあったため、「もっとみたいのだけど・・」で会場を後にしました (T_T)


■　浚渫船「海竜」（東京都）
　一番、見学したかったのが浚渫船「海竜」でドラグサクションしゅんせつ方式がどういうものであるか、理解することができました。



浚渫船「海竜」のドラグサクションしゅんせつ方式の中心となる赤いパイプ部。浚渫する時はパイプ部が船側側に移動して下方に回転して吸込み部が海底に届きます。




東京湾湾内航空写真集成図


東京湾3D 水深図


■　護衛船「てるづき」（海上自衛隊）
　鋼板に塗装しただけの仕上げの通路を歩きながら、「攻撃された時、仕上げ部材が壊れて飛び散り、それが負傷の原因になるのを防ぐためか・・」と内装部材が施されていなことに考えさせられました。
　船尾側は哨戒ヘリコプターSH-60Kの発着スペースで2機を格納できます。






水上発射管 HOS-303



62口径5インチ砲


90式艦対艦ミサイル



ヘリコプターの発着スペース


■　練習船「海鷹丸」（東京海洋大学）
　訓練で航海にでる時は100名程が乗船するため、居住スペース用として上部が大きい姿になっています。
　東京海洋大学の品川キャンパスへいったblogでマリンサイエンスミュージアム、越中島キャンパスへいったblogで百周年記念資料館と明治丸、明治丸記念館のことを書いたのは3年近く前のことになりました。






練習船「海鷹丸」（東京海洋大学）の海洋調査観測機器配置図




■　測量船「明洋」（海上保安庁）
　時間切れで船内を見学できなかったため、帰ってから日本水路協会 海洋情報研究センターの測量船「明洋」の仕様を見ながら「こんな方法で様々なデータの測量を行っているのか」と勉強しました。





----------
海と日本PROJECT（2016年7月18日、晴海ふ頭）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-07-19
東京海洋大学のマリンサイエンスミュージアム、鯨ギャラリー：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-08-13
東京海洋大学の百周年記念資料館と明治丸、明治丸記念館：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-09-10
Home ｜東京みなと祭
http://www.tokyoport.or.jp/minato71/
ドラグサクション浚渫船｜一般社団法人　日本作業船協会
http://www.s-jwa.or.jp/workvessels/set01.html
ドラグサクション浚渫船「海竜」の引き渡し｜その他｜2011年度｜ニュース｜株式会社IHI
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2011/other/2011-11-30/index.html
海上自衛隊：ギャラリー：護衛艦（艦艇）：あきづき型 （DD"AKIZUKI"Class）
https://www.mod.go.jp/msdf/formal/gallery/ships/dd/akizuki/115.html
練習船 | 東京海洋大学 海洋生命科学部・海洋科学部
http://www.s.kaiyodai.ac.jp/special-contents/ship.html
海上保安庁　測量船　明洋
http://www.mirc.jha.or.jp/knowledge/survey/vessels/meiyo.html