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6月8日 [3. 記事]

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6月8日の秋葉原の事件の被害者の冥福を祈るために設置されたテント(6月11日撮影)

 附属池田小事件(2001年6月8日)は仕事ででかけていた航空技術研究所(NAL、現在はJAXA)の食堂でのテレビ報道で知ることになりました。その理不尽な事件の報道に接した時と同じ気持ちが、6月8日の秋葉原の事件報道に接して湧きました。
 "September eleven"という言葉を耳にすると、現在も心のどこかが反応してしまいます。NHKの夜のニュース番組で報じられたWTCにジェット旅客機が衝突する場面は、「悪夢を見ているのだ」と逃避したい気持ちにさせられました。WTCの現場を見なければ、自分が前に進めない気持ちにつき動かされ、翌年の1月の滞在期間中、毎日、その地にでかけました。
 WTCの時と同様に「秋葉原の事件の交差点を見なければいけない」という気持ちからでかけました。交差点にはチョークの跡がかすかに残っていてそこが現場であったことがわかりました。テントには報道関係者らしき人たちがビデオカメラで撮影をしていました。ジャーナリストを目指す人間ならば、感情を抑え、必要な写真を撮影できる能力が必要なのですが、上のものは遠くから感情を抑えてやっと撮影できた1枚でした。

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