SSブログ

「科学技術のリスク」 [本と映像・音楽の話]

 私の思考方法はシステム工学に大きく影響を受けていることを自覚しています。そしてリスクについてもこの枠組みの中で理解しています。
 「科学技術のリスク」はH.W.Lewisの"Technological Risk "(1990年)の訳本。システム工学の知識のない人は、その入門書をざっと目を通してから本書の事例解説を読むとより理解が深まると思います。(知らなくてもそれなりに面白いですが・・)
 なお、現在、日本で問題となっているアスベストのリスクについても本書で述べられています。
 リスクから目を背けないことが重要、本書にも述べられていますが・・・。(行政に携わる人間は特に・・)
 

科学技術のリスク―原子力・電磁波・化学物質・高速交通

科学技術のリスク―原子力・電磁波・化学物質・高速交通

  • 作者: H.W. ルイス
  • 出版社/メーカー: 昭和堂
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント