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科学技術ジャーナリストの情報源 [1. 取材・情報源]

 科学技術ジャーナリストと名乗るには、やはり科学について最低限の知識は必要です。地動説を知らず「地球が太陽の周りを回っているのですか?」などと発言したら、お笑いになるけれど、そこでその発言者の信用は失墜します。テレビの比較的まじめな特集番組で、ゲストの無知な発言によって番組の質がガタッと落ち、そこに同席する専門家の苛立ちがありありと見える時もあります。(あのNHKでも・・・。娯楽番組しかつくったことのない人材を番組の制作にあたるのが問題でしょうが・・・)
 最低限の知識はある前提として、自分の得意とする分野をつくる場合、その分野のハンドブックや用語辞典が手元にあることが必要です。ハンドブックは、日本では改訂のサイクルが長いために内容的に旧くなってしまった事項も含まれることが多くありますが、その分野の全体像を把握する上では非常に有用です。
 新聞は日々、何が起きているか、知る上で毎日、目を通すことが望ましいといえます。また、それによって得られた記憶が、時系列的な流れで事象を理解するのを助けます。
 科学技術分野の専門誌(学会誌、企業の研究所報などを含む)は新聞やテレビのような即時性はありませんが、詳しい解説があることから、精細な調査の後に執筆するのに有用です。また、学会誌のバックナンバーから研究者の既往研究を調べて・・・、といった使い方もできます。
 インターネットが発達・普及し、自らのWebサイトを用いて発信する企業・研究者も増えています。特定の研究をサーベイする場合はこれもひとつの情報源となります。

まずはメモランダムに・・


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