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「青函トンネルから英仏海峡トンネルへ―地質・気質・文化の壁をこえて」 [本と映像・音楽の話]

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 2012年4月12日に開通した新東名高速道路を初日に走り、トンネルが多い高速道路であることを実感したことを当時のblogに書きました。新東名は毎月利用していますが、御殿場JCT-新御殿場IC間の2021年4月10日の開通伊勢原大山IC-新秦野IC間の2022年4月16日の開通が報じられ、「新御殿場ICと新秦野ICの間が開通すれば、東名高速より運転が楽になるだろうなあ」と考えていました。
 8月24日、神奈川県山北町の新東名高速道路のトンネル工事の現場で崩落事故があり、作業員2人が巻き込まれて重軽傷を負ったことが報じられました(NHK)。記事中でNATM ( New Austrian Tunneling Method)工法で施工されていることを紹介されていて「あの施工法か」と昔、勉強したことを思い出しました。事故に巻き込まれた作業員の方の早い快復を祈ります。
 「本書は、旧国鉄に入社以来、種々の困難に直面しながらも青函トンネルの完成にまでたずさわり、その実績を買われ、テクニカル・アドバイザーとして英仏海峡トンネルの建設にも貢献した著者の体験記である。」と内容紹介される 持田豊 (著)「青函トンネルから英仏海峡トンネルへ―地質・気質・文化の壁をこえて」(1994年、中央公論社)をBOOKOFF 16号野田店で目にし、昔、雑誌の記事か、テレビのニュースで見たことを思い出し、懐かしくなって入手しました。そして「技術者向け工事記録を世界の人々へ伝えたい『青函トンネル』から」鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構))が土木学会主催の「土木広報大賞2021」の映像・メディア部門の準優秀部門賞を受賞していたことを知りました(鉄道チャンネル、2022.04.09)。また、土木学会に土木技術映像委員会があり、公益社団法人土木学会 土木技術映像委員会 (編)「土木映画の百年」(2014年、言視舎)が出版されていたことを知りました。
(税込110円)
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4月14日開通した新東名を走って・・:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2012-04-16
東山トンネル天井板撤去工事(2019年2月3~28日、名古屋高速):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2019-01-08
高速道路の建設情報 | 高速道路の建設 | 事業案内 | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/operation/construction/progress/segment.php?construction_section_code=iseharaoyamahatano
新東名トンネル工事現場で崩落 作業員2人重軽傷 神奈川 山北町 | NHK | 事故
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220824/k10013785131000.html
多様化するNATM
https://www.kajima.co.jp/news/digest/aug_2000/tokushu/toku01.htm
博多陥没、それでもNATMで掘った理由 | 日経クロステック(xTECH)
https://xtech.nikkei.com/kn/atcl/cntnews/15/111300589/
青函トンネルから英仏海峡トンネルへ : 地質・気質・文化の壁をこえて (中央公論社): 1994|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002362828-00
青函トンネルを完成させた〝鉄道魂〟 鉄道・運輸機構と鉄建建設が「土木広報大賞2021」受賞 鉄道をつくる仕事を情報発信【コラム】 | 鉄道コラム | 鉄道チャンネル
https://tetsudo-ch.com/12305437.html
土木学会 土木技術映像委員会
https://committees.jsce.or.jp/avc/
言視舎s-pn.jp » Blog Archive 土木映画の百年 | 言視舎s-pn.jp
https://s-pn.jp/archives/698


青函トンネルから英仏海峡トンネルへ―地質・気質・文化の壁をこえて (中公新書)

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  • 作者: 持田 豊
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 2021/07/16
  • メディア: 新書



土木映画の百年

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  • 出版社/メーカー: 言視舎
  • 発売日: 2014/08/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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青い森のヨッチン

今は新幹線が走るようになったので青函トンネル内の海底駅を訪れることはできなくなっているのかなぁ?
以前海底駅に降り立って職員さんに案内されて構内を見学した時の感動は今も覚えています。
人間って凄いなぁ
by 青い森のヨッチン (2022-08-27 10:51) 

robotic-person

> 青い森のヨッチン さん、
竜飛海底駅は平成26年3月14日廃止とのことで、海底駅に降り立たれたこと、羨ましく思います。
 青函トンネル記念館で「海面下140mの別世界を体験」とする所要時間約40分の体験ツアーがあるとのことで気になっています (^_^;

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竜飛海底駅|青函トンネル(メモリアルボード)|駅・鉄道・観光|JR北海道- Hokkaido Railway Company
https://www.jrhokkaido.co.jp/network/seikan/06.html
青函トンネル記念館
http://seikan-tunnel-museum.jp/

by robotic-person (2022-08-27 13:28) 

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