SSブログ

LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.とクローズアップレンズ [2. 道具(カメラ)]

DSCF9291-20180803s.jpg
LUMIX DMC-GX7MK2、LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、PRO1D ACクローズアップレンズ No.3(58mm径)の組合せ

 カメラを入手するとクローズアップレンズと組合せて実験してblogのネタにし、そのblogの内容を"Conversion Lens Maniac" の改定で反映しています。
 先のblogで入手を報告したLUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.の撮影可能範囲は0.9m~∞(撮像面から;レンズ先端から被写体までの距離はこの撮影可能範囲からレンズ長を引いた値)、最大撮影倍率は0.17倍(35mm判換算:0.35倍)とされます。そしていつものようにクローズアップレンズとLUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.を組み合わせてみました。
 組み合わせたのは保有するPRO1D ACクローズアップレンズ No.3(f=330mm)とクローズアップレンズNo.5(f=200mm)です。この結果、FUJIFILM X-M1XC50-230mmF4.5-6.7 OISにクローズアップレンズを組み合わせたことを書いた以前のblogと同様、ワーキングディスタンス(被写体との距離)、手持ち撮影への対応の面から「PRO1D ACクローズアップレンズ No.3が使いやすいな」となりました。

【LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.単体】
 このレンズ単体で定規を被写体に撮影しました。正確には「三脚を使って距離を変えながらピントの合う位置を確認して撮影」ですが、手抜きしてカメラは手持ちして最も近い距離でピント合焦表示を得られる位置で撮影し、その時のレンズ先端と被写体の距離を測定しました。この結果、望遠端でレンズ先端から被写体の距離は約80cmで約97mmが撮影でき、35mm判換算の撮影倍率約0.37倍が得られ、ほぼ、仕様通りであることを確認しました。

P1000018-20180730s.jpg
望遠端


■ PRO1D AC CLOSE-UP LENS No.3 (KENKO ; f=330m)との組合せ
 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS(FUJIFILM)用に58mm径のPRO1D AC CLOSE-UP LENS No.3を保有していることからステップアップリング52→58mmを使ってLUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.に取り付けました。この結果、広角端では90mm(35mm判換算約0.4倍)、望遠端では30mm(35mm判換算約1.2倍)を撮影できました。被写体とレンズ先端との撮影距離はそれぞれ約23cmです。

DSCF9292-20180803s.jpg
望遠端での姿

P1000034-20180803s.jpg
広角端

P1000033-20180803s.jpg
望遠端


■ AC CLOSE-UP LENS No.5 (KENKO ; f=200mm)との組合せ
 取り付けネジ径55mmのAC CLOSE-UP LENS No.5を保有していることからステップアップリング52→55mmを使って組み合わせ、撮影しました。この結果、広角端では64mm(35mm判換算約0.56倍)、望遠端では24mm(35mm判換算約1.5倍)を撮影できました。被写体とレンズ先端との撮影距離はそれぞれ約16cmです。

DSCF9180-20180730s.jpg

P1000012-20180730s.jpg
広角端

P1000014-20180730s.jpg
望遠端


■ クローズアップレンズについて
 "Conversion Lens Maniac" で「交換レンズのマクロレンズは他の交換レンズと同様に∞からそのレンズの最短撮影距離まで焦点が合います。これに比較するとクローズアップレンズの合焦範囲は極めて狭いものといえます。一方、クローズアップレンズをズームレンズと組合せた場合、ほぼ同じ撮影距離のまま、ズーム操作で撮影倍率が変えられることから重宝します。「マクロレンズか?」、「クローズアップレンズとの組合せか?」と二者択一的で考えるのではなく、それぞれの特徴を活かして使い分けが必要といえます。」と書きました。
 今回の実験からもそれを実感しました。クローズアップレンズはマクロレンズに比して手を出しやすい価格であることから、望遠レンズをお持ちの方で、まだ、クローズアップを活用されていない方に試されることをお勧めします。

----------
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS とクローズアップレンズの組合せ:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-01-27
PRO1D ACクローズアップレンズ No.3 (58mm)の導入:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-03-11
クローズアップレンズ | ケンコー・トキナー
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq-digital/close/close_up/
Panasonic DMC-G1デジタル一眼カメラ用レイノックスコンバージョンレンズ
http://www.raynox.co.jp/japanese/digital/dmc_g1/index.html





Kenko レンズフィルター PRO1D AC クローズアップレンズ No.3 52mm 近接撮影用 025239

Kenko レンズフィルター PRO1D AC クローズアップレンズ No.3 52mm 近接撮影用 025239

  • 出版社/メーカー: ケンコー
  • メディア: エレクトロニクス



にほんブログ村 写真ブログ カメラ・レンズ・撮影機材へ
にほんブログ村

nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 16

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント