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Papilio II 6.5x21を入手 [2. 道具(その他)]

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 先のblogのようにリコーイメージングスクエア新宿で写真展を楽しみ、PENTAX KPに触れた後、ショールーム内を見ていてPapilio II 6.5x21(リンク先はWFモデル)のアウトレットが7,980円(税込み、保証なし)で販売されているのが目に入りました。
 Papilio 6.5x21は約50cmの距離から直径約65mmの対象を視野一杯に見ることのできるお気に入りの近距離双眼鏡で、Papilio II 6.5x21が発売された際、以前のblogのようにヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ館で私のPapilio 6.5x21 と店頭のPapilio II 6.5x21を比較し、「1) デザインはエンブレム部を除いて同じ、2) コーティングが変わった、3) Papilio 6.5x21で店舗の外の夜の照明を見るとフレアやゴーストが目立つのに対して、Papilio II 6.5x21では気にならないレベルに抑えられている」を確認しました。Papilio II 6.5x21のWebサイトの「透過率の比較」の図から物欲が強く刺激されたのですが、我慢していました。そして昨年11月のblogのように双眼鏡のアスコット ZR 8×42WP (Vixen)を購入し、Papilio II 6.5x21は我慢し続けました。しかし、RICOH IMAGINGのアウトレットのWebサイトを「出物は・・」と時々、チェックしている状態でリコーイメージングスクエア新宿でPapilio II 6.5x21のアウトレットに出会い、即、「購入!」となりました (^_^;
 住処に帰って既にわかっていることですが、比較試験として月を見、Papilio 6.5x21では盛大に月のゴーストが生じるのに対し、Papilio II 6.5x21ではゴーストの発生は抑えられていることを確認しました。対物レンズ側から鏡筒内部の黒のつや消しについて両機を見比べて同じに感じました。両機のコーティングを比較した写真を以下に示しますが、大きく変わったことがわかります。少し薄暗い環境で両機を見比べるとPapilio II 6.5x21が明るく見え、透過率の大幅向上を実感させます。そして近くの印刷物を見比べ、Papilio 6.5x21に対してPapilio II 6.5x21は紙の繊維の部分がより鮮明に見える感じがしました。Papilio 6.5x21のフレアやゴーストとして現れる内部反射の影響は日中は目立たなくても影響していることが容易に想像され、見え方に影響する透過率が大幅に改善されたことでPapilio II 6.5x21が鮮明に見えると感じるのは合理的といえます。
 「これまでよく我慢した」というべきでしょうか・・。

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対物レンズ側のコーティングの比較(左:Papilio 6.5x21、右:Papilio II 6.5x21)

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接眼レンズ側のコーティングの比較(左:Papilio 6.5x21、右:Papilio II 6.5x21)

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【収納ケース】
 Papilio 6.5x21の収納ケース(写真下左)とPapilio II 6.5x21の収納ケース(写真下右)を比較すると後者に光沢があり、また、「若干、素材が厚くなったのかな」という感触がします。しかし、いずれも同じ69639の製品番号が示され、「素材のみ変えたのだろうなあ」です。私の素材の好みは柔らかい感じのPapilio 6.5x21の収納ケースです。なお、マジックテープのケース側の取り付け、「少し斜めになっているな」と気付いたのですが、Papilio 6.5x21とPapilio II 6.5x21のケースも同じで「あっ、蓋の部分を開けやすいように意図的に斜めにマジックテープを縫製しているのか」と気付かされました。

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リコーイメージングスクエア新宿とオリンパスプラザ東京を見て、コニカミノルタプラザの運営終了確認:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
Papilio 6.5x21とPapilio II 6.5x21の店頭比較:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20
アスコット ZR 8×42WP (Vixen):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-11-24


PENTAX 双眼鏡 PAPILIOII6.5×21 ポロプリズム 6.5倍 有効径21mm 62001

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  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス



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ZUNYA

おはようございます!

僕も双眼鏡にハマって以来、双眼鏡同士のコーティングの比較を楽しんでいます。

双眼鏡で風景を眺めるのでなく、双眼鏡のコーティング自体を眺める…というのは何だか本末転倒なのですが…高級な機種ほどコーティングも美しくて、吸い込まれる様な感じすらします。

そんな今日この頃ですが…r-pさんの双眼鏡ネタ、今後も楽しみにしてます!

※以前、r-pさんに相談させて頂いた「IF方式の高級機(=実はFMT-SXでした!)」の購入は断念し、軽量で性能的にも高次元でバランスの良い「Vixen Ultima」を買いました!現状で双眼鏡は目的別に4機種所有なのですが…防湿庫がもう限界なので、僕はこれで打ち止めにします(笑)。


by ZUNYA (2017-02-06 08:20) 

robotic-person

>ZUNYAさん、
バードウォッチングをする友達に影響を受けて入手した 8x23CF (Nikon)、博物館などの展示物を楽しむために入手したPapilio 6.5x21(PENTAX)、星見を楽しむために入手したZR 8×42WP (Vixen)、そして店頭で目に入って衝動買いした日本サッカー協会公認の「サムライブルー」モデルのKD21-8S (KOWA) 。今回、入手したPapilio II 6.5x21、側から見れば「何をまた同じ双眼鏡を・・」なのですが (^_^;
by robotic-person (2017-02-06 09:56) 

sabineko

こんばんは、PAPILIO2良いですね!マルチコートと言っても色々なので今度の改良のように最初から作ってほしかったですね!
by sabineko (2017-02-07 18:55) 

robotic-person

>sabinekoさん、
FinePix HS50EXR(2013年2月発売)を入手した際、それまで使用のFinePix HS30EXR(2012年2月発売)から色味の変化を感じ、当初、「画像処理エンジンの変化?」と考えたのですが、しばらくしてコーティングの変化と気付かされました。
2004年11月発売のPapilio 6.5×21に対して、「コーティング技術の進歩が2015年2月発売のPapilio II 6.5×21に反映されたのだろうなあ」と考えています。
by robotic-person (2017-02-07 21:45) 

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