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福島第一原発とQuince (@IT MONOist の記事紹介) [ロボット]

DSCF1311-20111109.jpg
2011国際ロボット展で展示のQuince (下記の記事のQuinceと比較すると走行機構にも改造されていることがわかります)

 「東京電力・福島第一原子力発電所に投入された最新型レスキューロボット「原発対応版Quince(クインス)」の開発責任者であるfuRo副所長 小柳栄次氏に聞く。」としてITmediaのIT MONOist のWebサイトで前編・後編で解説されています。Quince自体の技術的解説は(写真を見ればある程度わかることから)少ないですが、実際に投入されるまでの経緯や今後の開発予定などがよくわかります。
 なお、ロボットが東電に貸与という形がとられていることに考えさせられました。

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再検証「ロボット大国・日本」(10):「あの現場で動けるロボットはQuinceしかない」~原発ロボットを開発する千葉工大・小柳副所長(前編) (1-2) - @IT MONOist (2012年03月09日)
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1203/09/news002.html
再検証「ロボット大国・日本」(11):「普段から使えるレスキューロボットを作ろう」~原発ロボットを開発する千葉工大・小柳副所長(後編) (1-3) - @IT MONOist (2012年03月28日)
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1203/28/news003.html

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うえいぱうわ

この手のロボットは研究室止まりかと思っていましたが、
実用できる力を持っていたんですね。
あとは商品レベルまで持ってこれれば、普及するんじゃ
ないかと思っています。
by うえいぱうわ (2012-04-08 10:33) 

robotic-person

>うえいぱうわさん、
チェルノブイリの事故後、世界的に原子炉事故対策ロボットの研究開発がすすめられ、日本でも行われていましたが、海外では実際にいつでも使えるように設備した一方、日本は研究開発だけで終わってしまいました。東日本大震災で新幹線は安全に停車し、事故は発生しませんでしたが、原子力発電分野、リスクマネジメントに対する姿勢の差が現在の事態を産んでしまったような気がしてなりません。
by robotic-person (2012-04-08 22:47) 

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