地球照 [天体観察(デジスコ 他)]
「三日月のころ月の欠けた部分が淡く青白く光っている現象。(中略)これは地球からの反射光によるものである(後略)」(『改定・増補 天文学辞典』、1991、地人書館)」より)と、地球照が解説されています。
夕刻、太陽が沈み、空がまだ、明るい中で三日月が見えたため、常用のデジスコ*でこの地球照を撮影してみました。満足のいく撮影結果ではなく、太陽が沈む直前から撮影条件を色々と変えながら多数撮影してよい条件を見出すことが必要なようですが、手持ちの撮影機材でこのようなものが撮れるのは楽しいものです。
そして三日月の太陽光の反射部分をわざと飛ばして地球照を撮影する方法、「明るく目立つ部分に目が奪われてしまい、何かがあるかもしれないのに影の部分に注意がいかない」という自分自身への戒めにもなりました。
クレータの陰影が飛ばない設定で撮影
露出時間を長くし、感度をあげて撮影(余分な光は撮影機材の光路内の迷光のようです・・)
*:スポッティングスコープ KOWA TS613、アイピース TSE-21WD、デジタルカメラ FujiFilm FinePix F11。
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