日隅一雄・木野龍逸(著)「検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか」(2012年、岩波書店)がBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目に入りました。
 先のblogのように昔、原子炉解体プロジェクトに携わっていたことから、若干、この分野についての知識があると思います。そして福島第一原発の事故直後の報道に対して非常にもどかしいものを感じていました。そのことを思い出して本書を入手しました(税込210円)。シリーズ本として木野龍逸(著)「検証 福島原発事故・記者会見2――「収束」の虚妄」(2013年、岩波書店)、木野龍逸(著)「検証 福島原発事故・記者会見3――欺瞞の連鎖」(2014年、岩波書店)が出ているとのことで、「まず、この本を読んでから」です。
 2020年9月4日、NHK ニュースで「福島第一原発3号機 水素爆発は複数回の可能性 詳しく検証へ」があり、事故そのものがまだ、検証中であることを実感させられました。