約10年前のblogで住んでいる集合住宅を対象としたリフォームマニュアルを紹介しました。技術開発の仕事で開発物の使用者向けの取扱説明書作成もしていて、異動時の業務引継ぎ書類を含めて「(分野に関わらず)何でも書く」ことがこれを書かせた理由といえます。
 集合住宅内に組織された自治会の今年度の総会議案書と一緒に、自治会名による『弐番街の暮らし』と題する集合住宅の一種の取扱説明書を配布していただきました(以下に目次)。約20年前、当時の『弐番街の暮らし』阪神淡路大震災の教訓(地震対策)を付加して私が中心になって改訂しました。そして東日本大震災が起き、「全面改訂しなければ」と手を付け始めたのですが、環境面でタイミングが合わず、昨年度、理解のある自治会役員会、管理組合となって約1ヶ月で全面改訂版を書きあげることができました。そして久し振りに「書きながらまとめていく」という感覚を思い出しました(制約は管理事務室のオフィス向け複合機C5255F (Canon;中綴じフィニッシャー・J1付属)を出力機器とし、A4判の2段組で総ページ数40ページ ← 書きながら「このページ数は最低限必要」となったもの)。居住者に役立つ情報を提供して書かれた内容を信頼していただき、その延長で今後の発生が想定される大震災に対して「在宅避難」の準備に取り組んでいただけることを願っています。
 上の九都県市首脳会議 防災・危機管理対策委員会「災害時その”買い置き”があなたを救う」のポスター、今後、自治会でPRに使っていただければと思います。