昨年5月のblogSystem Engineeringについて書きました。「システム工学は私の工学に関する活動の軸」と考えています。システム工学の中で信頼性は重要な部分で「人間エラー(human error)をどうやって低減するか」を常に意識していました。そして室津義定・大場史憲・米沢正昭・藤井進(著)「システム工学」(1980年、森北出版;リンク先は2006年発行の第2版)、林喜男(著)「人間信頼性工学―人間エラーの防止技術」(1984年、海文堂出版)等のシステム工学に関連する本が何冊も書架に入っています。
 先のblogでISO 9000、ISO 14000s、ISO 22000に関する本の入手を書きましたが、日本規格協会(編)「対訳ISO 31000:2009(JIS Q 31000:2010)リスクマネジメントの国際規格―ポケット版」(2010年、日本規格協会)がBOOKOFF 6号南柏店で目に入りました。
 リスクマネジメント(risk management)は「リスク(risk;目的に対する不確かさの影響)について、組織を指揮統制するための調整された活動」と定義され、システム工学の対象とは違いますが、昨年3月のblogで触れた「筑波大学での学びに関連」で入手しました(税込1,280円→税込110円を新年特価で10%割引)。最新版は第2版の日本規格協会(編)「対訳1SO 31000:2018(JIS Q 31000:2019)リスクマネジメントの国際規格[ポケット版]」(2019年、日本規格協会)です。
 つい「日本の行政のリスクマネジメントはどうなっているのかな」と考えてしまいました。