東日本大震災の発災後、私の知人のご協力もいただき、浦安の被災状況を見るために現地へ行き、末尾のようなblogを書き、「東日本大震災: 浦安の被災状況の報告」とするWebサイトを制作しました。上の「1964年 新潟地震の事例(液状化被害の事例)」(国土交通省;リンク先はpdfファイル)で記されるように「新潟地震を契機として液状化現象の研究が本格的に開始されるようになった」とのことで、それによって製作された液状化現象を伝える展示物を見ていながら、「これが液状化現象か・・」と現地でその被害の大きさに愕然としました。
 浦安の被災地へ行き、昔、埋め立てされた地域、ディズニーランドでは液状化による被害が見られなかったのに、新しく埋め立てられた地域の住宅地の道路や敷地が大きく被害を受けているのを目にしました。知己のあったディズニーランドの地盤改良を行われた専門家の方から以前、「ディズニーランドの建設地はしっかり地盤改良しているけれど周辺の地域は・・」と聞いたことがあり、「瑕疵担保責任を問われる10年間に地震が起きなければ」で手抜き工事されたことによる被害に憤りを覚えました。
 浦安の問題を解説する「同じ地域なのに液状化に差」を2019年3月31日に見つけ、blogを書き始めたのですが、そのままになっていました(ひどい工事をした連中、その敷地を販売した連中の罪が問われなかったことに気持ちを挫かれたためかもしれません。瑕疵担保責任はその対象物によって期間を大きく変えるべきでは・・。また、司法に属する人々が工学に関する基礎知識を持ち合わせていないことで他の事件でも「本質的な誤りを犯している」としか思えない事があります)。
 1月1日の「令和6年能登半島地震」の被害状況を伝える映像の中で液状化現象もあり、2019年3月31日に書きかけてそのままにしてしまったblogに加筆してアップしました。