川口淳一郎(著)「「はやぶさ」式思考法 - 日本を復活させる24の提言 -」(2011年、飛鳥新社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 1997年、当時、勤務していた会社から宇宙開発事業団NASDA;2003年に宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団の3機関が統合して独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA))に出向し、3年間、筑波宇宙センターで仕事をしていました。そして宇宙科学研究所(ISAS)へも時々、行きました。それはそれまでの期限のある目の前の仕事に対応するだけの状況に限界を感じていた私にとって、忍耐を持って「長期的な視野から考える」を学ぶ機会となりました。本書を読みながら当時のことを思い出すことができました。
 「Chapter 24 何が日本の未来を明るくするか」JAXA i の閉鎖について触れられていますが、「そのまま、存続していれば、2013年3月21日に開館のKITTE内の東京大学の「インターメディアテク」がある丸の内南口、そして丸の内北口のJAXA iと興味深い状況が生まれていただろうなあ・・」と考えさせられます。
 小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルカプセルは5日に分離されて6日未明にカプセルが帰還の予定です。NHK で「はやぶさ2特設サイト」が設けられたり、YouTubeでライブ配信とのことで楽しみでなりません。