LUMIX DMC-TX1ステップアップリング34-43(八仙堂)を加工して仮付けしたblogで0.79倍のワイドコンバージョンレンズDW-6(RICOH)をLUMIX DMC-TX1と組合せ、広角端での撮影で画像角部にケラレと減光、画像周辺の歪曲収差の増と色収差の発生が認められたことを書きました。その後、ワイドコンバーター WC-E76 (Nikon;希望小売価格 24,000円(税別)が特価で3,000円) を入手したことをblogで書きましたが、LUMIX DMC-TX1WC-E76の相性については確認していませんでした。そこでWC-E76の取り付けねじ径は43mmのため、43mmフィルターねじを付加したLUMIX DMC-TX1に組み合わせてみました。
 WC-E76のコンバーター倍率は0.76倍で組合せにより、LUMIX DMC-TX1の広角端の35mm判換算25mmは計算上、同19mmとなります。夕暮れ時のテスト撮影で良好な条件ではありませんが、以下の画像のように端部に周辺減光(DW-6より若干、周辺減光が少ない模様)、若干の樽型の歪曲収差、そして画像周辺で若干の画質劣化が認められました。また、周辺減光が気にならなくなるのはズームして35mm判換算27mm(計算上、同20.5mm)以上でDW-6ではズームして35mm判換算29mm(計算上、同22.9mm)以上でWC-E76の方が広角域に対応できます。「今度、実際に建物撮影に利用して確認しよう」になっています。