いつだったか、忘れてしまいましたが、映画『俺たちに明日はない』(Bonnie and Clydeを観ていて映画から流れてくる音楽でBluegrass Musicに関心が生まれました。そして理性さんがどこかへ行っていた時に5弦バンジョー(東海楽器 製)とフラットマンドリン(木曽鈴木 製)を入手してしまいました (^_^;
 スリーフィンガーピッキングはギターで慣れていましたので、フィンガーピックとサムピックを使ったバンジョーの演奏にはすんなりと入ることができましたが、フラットマンドリンは思うように弾けませんでした(そしてあの娘のところへ・・)。上のNitty Gritty Dirt Bandのアルバムもその頃、入手しました。
 ただ、Bluegrass Musicを演奏して楽しむ同好の士は周囲にいず、時々、ケースからバンジョーを取り出して弾くような状態でした。暫くして勤務していた会社の同僚から「(JAZZ)バンドに入らない?」と声をかけられ、当初はギター、その後、ベースを弾くようになりました(学生時代にアルバイトで貯めたお金でチャキ(茶木絃楽器製作所;現在、廃業との情報あり)のウッドベースを購入し、練習していたこともあり、抵抗はありませんでした。神田駅近くにあったヤマハ音楽教室のジャズベースのコースで講師をされていた広瀬文彦氏(後に難病を発症され、『ベース弾き物語―NOW’S THE TIME』(1995年、耀辞舎)を執筆)に師事しました、劣等生でしたが・・)。そしてバンドで使うための楽器を入手するためにバンジョーは下取りに、また、レコードはJAZZのレコードを買うために御茶ノ水のディスクユニオン行きとなりました。
 上のアルバムの中の "Mr. Bojangles" は今でも時々、頭の中に浮かんできます。そんなことからバンジョーフラットマンドリンについてWeb検索し、今日、入門用の楽器が手ごろな価格で販売されていることを知りました。